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西遊後記(一) 還の巻
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西遊後記(一) 還の巻

斉藤洋【作】, 広瀬弦【絵】

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西遊後記(一) 還の巻

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 理論社
発売年月日 2013/04/22
JAN 9784652200148

西遊後記(一)

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商品レビュー

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2013/07/26
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※このレビューにはネタバレを含みます

さあ待ちに待った斉藤洋の西遊記シリーズです。と思ったら西遊後記ということで、なぜか11巻ではなく、天竺への旅が終わったあとの外伝の1巻でした。これはひょっとして本編はあれで終わっていたのか?!と冷や汗を流しましたがそんなことはなくまだ続いていると広告に明言されていましたので安心しました。読者にとっては本編が出ていなかった期間をおいての孫悟空や三蔵法師との再会であり、孫悟空にとっては天竺から帰って三蔵法師や弟弟子としばらく別れてからの再会であり、懐かしさや愛情の再確認が読者にとってと登場人物にとって重なって本書の雰囲気を成しています。もしかしたらしばらく書いていなかった著者にとっても西遊記世界との再会であって重なっているのかもしれませんね。さて久々に読んでみると、これこれ、これだよね、とシリーズ読者納得の物語が展開されます。慣れ親しんだあのキャラクターたちがいつもの調子で活躍します。息子(小2)は大好きなヒーロー孫悟空のいつもの仕草の描写などでも身をよじらんばかりに喜んでいました。読み聞かせしていて私が不思議に思ったのは、この読みやすさ・心地よさはなんだろうということです。しばし考えて結局まだ結論は出ていないのですが、文体のリズムなのか、孫悟空のセリフのリズムやものの考え方の理路なのか、なにか、それは決して読むのが簡単という意味ではないのですが、とてもよく腑に落ち読みやすいというか心地よさを感じました。他の本では感じた覚えがないものです。なにだかわかりません。ストーリーは、妖怪が引き起こすミステリーを天界の知り合いの力を借りつつ解決するというもので、面白かったです。推理小説のような謎があるので、子供たちも一緒に可能性を考えていました。ただし娘(小4)は、金角銀角やコウガイジのような強力な妖怪が登場するのを楽しみにしていたようで、少し拍子抜けしたと言っていましたが、そこは今後の本編の方に期待することにしましょう。11巻が出るのが楽しみでなりません! 追記:孫悟空がフットワークが軽くてきびきびと動きまわるのが気持ちいいのかも。

Posted by ブクログ

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