鬱金の暁闇(16) 破妖の剣 6 コバルト文庫

前田珠子【著】

• 販売会社／発売会社: 集英社
• 発売年月日: 2013/05/01
• JAN: 9784086017206

商品レビュー

2018/12/24

図書館で借りた。
全然知らない話抱き合わせ。
ひどい本。

小説なのに、ドラゴンボールよりも展開が遅いぜ、ちきしょう・・・。

2013/08/04

ラストの王蜜の妖主の行動で終わるっていうのはいいとしましょう。
ああいう場面で切るものですしね。

でも事ここに至って、スラヴィやターラ＆トーン姉弟のこととか
リーヴィのことなんかにページを割いている余裕はないはずです。
本来の主人公はラスなのですから、そちらに１行でも使うべき。

闇主が言うように、ラスが世界の破滅を望まないなら
こくりと頷くだけで彼の言葉を認めるだけでなく、
世界を賭けた戦いに臨むに足る意思表示をして欲しい。
そっちに行数使って頂きたかったなぁ。

闇主の前では可愛い女の子、ってのもいいでしょうが
どう考えてもこの場面では不釣り合いです。

既に続きが上梓されていますので、それを見ないと
どうにも決めつけられませんが、１７と合冊で
今月出せば良かったのではないでしょうか。

後半に収録されていたお話は、数ページで会話のテンポが
読めてしまい、内容は面白いのかもしれませんが読まずに
図書館に返却してしまいました。

「天を支えるもの」の簡単なあらすじと人物関係図でも
冒頭に付いていたら親切だったのにもったいないですね。

これを収録したことは、大変な不評のようですが
両方ともお話を知っている方ならば嬉しいことでしょう。
あれも長いお話ですから。

ただ私のように、後発のシリーズは読んでないわという
読者の方には、不親切な収録の仕方でした。

ほんの数ページもあれば出来る紹介です。
どうしても抱合せにするならイントロダクションを
つけておく配慮が欲しかった。

遅く出したら出したで、また遅れると言われるでしょうし
前田さんの書くぞという気持ちに水を差すのもどうかと
いうことで定期刊行をしているだろう、その配慮は評価します。

面白ければ、そちらのシリーズも読むかもしれないから
（少なくとも既刊は。）
同じ作家さんの作品だし、同時収録でも、私はいいです。

但し、ちゃんと読者に配慮してある体裁を持っていればの
話ですが。あのように不案内な載せ方は、やはり良くない。

不親切な感じでとりあえず出すのは
作家さんに対する心象まで悪くしてしまいます。

必要なことにページをきちんと割いて、読者を尊重した
出版をお願いしたいですね。

2013/07/22

ありえない男が膝をついたその後。
ようやく双方の認識が擦り合って、ようやく戦いの舞台に。

何かもう、色々な場所で色々な人の視点が入り乱れの上に
やはりものすごく短い。
ちょくちょく入っていた外伝が、ようやくどう使われたのか、と
納得状態だったというのに…今回の外伝はまったく違う物語。
シリーズから違います！！

もちろん続きが読みたい！　というのはありますが
こんな妙な事をされるぐらいなら
次のとひっつけて発行してほしいものです。