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ヒューマン・セキュリティ ヒューマン・ケアの視点から
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 医学評論社 |
発売年月日 | 2013/04/01 |
JAN | 9784863991729 |
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商品レビュー
3
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※このレビューにはネタバレを含みます
松田ひとみほか編『ヒューマン・セキュリティ ヒューマン・ケアの視点から』医学評論社、読了。本書はヒューマン・セキュリティ(人間の安全保障)を、ケアリングの視点からその意義を探求し直す待望の論集。理論の解説に留まらず、人々の安寧を脅かす内外の豊富な事例で検討する。 本論集の取りあげる事例は次の通り。身体障害者の生活、在日難民の社会保障、DV、アジアの労働環境・貧困・高齢者、放射能と電磁波(人権としてのヒューマン・セキュリティ)、化学物質と食・農の問題等々…。 ケアの語源は古英語とゴシック語のKARA(悲嘆)が語源。悲嘆から愛や世話、関心に変転した。ケアを必要とする人が主体である。苦悩と悲嘆の中にある人とケア提供者の密接不離の関係性によって成立する。 全ての人々がヒューマン・セキュリティの担い手であるし、セキュリティとケアの往来こそ地に足をつけた出発点。高度に専門的な領域の連携を目指すだけでなく、理論と実際を分かりやすく紹介、課題を展望する。
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