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西郷隆盛と明治維新 講談社現代新書
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2013/04/19 |
JAN | 9784062882026 |
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西郷隆盛と明治維新
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商品レビュー
3.2
11件のお客様レビュー
「攘夷」にあまり関心を持たない「国民議会」論者としての西郷を描く。特定の人物を取り上げるのは著者にしては珍しく、異色作にも思えるが、幕末から戦前昭和の80年の間に活躍した政治家の中で最も尊敬するのが西郷との事。近現代の大家である著者のこういう発言には少々イガイ感がある。内容的には...
「攘夷」にあまり関心を持たない「国民議会」論者としての西郷を描く。特定の人物を取り上げるのは著者にしては珍しく、異色作にも思えるが、幕末から戦前昭和の80年の間に活躍した政治家の中で最も尊敬するのが西郷との事。近現代の大家である著者のこういう発言には少々イガイ感がある。内容的には新しいとまでは言えないが、通説というか俗説を修正する論考にはなっているように思える。 ただし、やはり西南戦争は著者にとっても不可解らしく、歯切れが悪い。「大儀」が存在しない反乱ではあったが、それなりの勝算はあったと。ただし、川村純義と樺山資紀の裏切りに期待していたというのはあまりにも他力本願であり、時節を読み誤ったとしか言いようがない。
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【要約】 ・西郷隆盛と言えば征韓論。しかし、彼は決して征韓論を支持していたわけではなかった。征韓論を声高に主張したのは板垣退助で、西郷隆盛は海軍の朝鮮挑発を卑劣な振る舞いだとして非難していた。だからと言って西郷が非戦論者だったというわけではないが、やるんだったら相手は中国という意...
【要約】 ・西郷隆盛と言えば征韓論。しかし、彼は決して征韓論を支持していたわけではなかった。征韓論を声高に主張したのは板垣退助で、西郷隆盛は海軍の朝鮮挑発を卑劣な振る舞いだとして非難していた。だからと言って西郷が非戦論者だったというわけではないが、やるんだったら相手は中国という意識を持っていた。朝鮮には特使を派遣して交渉しようと考えていたのを、岩倉具視に歪曲されて天皇に上奏され、征韓論者的な立場に仕立て上げられてしまった。 征韓論者ではなかった西郷が、なぜ最後に挙兵することになったのか、それこそが本書の重大トピックであると冒頭で著者によって宣言されている。しかし、彼の勝算への目配せまで検証しながら、肝心の動機の部分については、自身の力量不足として突き詰められないと告白して終わりになってしまっているのは、やはり消化不良感が残る。 【ノート】 ・幕末から明治にかけての薩長土肥、そして朝廷と幕府の重要人物の動きを書簡などからの引用を数多く見ながら著者と一緒に紐解いていく西郷隆盛の動きは予想以上に面白かった。 ・西郷隆盛はもちろん、勝海舟、木戸孝允、岩倉具視などの書簡などからの原文引用が多い。読み慣れないので最初は一字一句ちゃんと追っていかないと意味が分からないので億劫だったが、慣れていくと当時の雰囲気が分かって面白くなってきた。 ・著者は、何度か本文中で明言している通り、西郷隆盛萌えである。だから、例えば嶋津久光や大久保利通、岩倉具視の描き方は、西郷擁護の観点から描かれているが、逆からの見方もあるはずだ。 ・未読の松岡正剛「日本という方法」の出だしは西郷さんから始まる。「『なぜ西郷隆盛が征韓論を唱えたのかの説明がつかないかぎり、日本の近現代史は何も解けないですよ』といったことを口走りました。(P7)」とのことだが、この時と今の松岡正剛さんの考えは、本書の見立てと通じているのだろうか。 ・図書館の講談社アラートで知った。
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歴史学者の坂野潤治さんの本。 西郷隆盛の生涯を史書をもとに描く。 特に新しい発見も納得もなかったな。 それ以上でもそれ以下でもない。 それでいて史書の現代訳がないのでわかりにくい。
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