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日本人はこれから何を買うのか? 「超おひとりさま社会」の消費と行動 光文社新書

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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 光文社 |
発売年月日 | 2013/04/17 |
JAN | 9784334037406 |


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日本人はこれから何を買うのか?
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商品レビュー
2.9
19件のお客様レビュー
おひとりさま世代が今後高齢者になることを見越して、どんな消費傾向になるかアンケートや各種統計情報から読み解く一冊。 ちょっと統計情報の分析深度は浅めだが、いろいろと実感する点は多い。 これからコミュニティの存在は大きくなるのは間違いないと思う。
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2010年の一人暮らし世帯数は、1679万世帯。これは「夫婦と子どもの世帯」1477万世帯よりも多い。さらにこれが2035年には、1846万世帯に増加する。結論としては、当たり前だが、消費の大きな特徴は個人化、、孤独化である。物の消費がほとんど伸びておらず、消費の対象がサービスに...
2010年の一人暮らし世帯数は、1679万世帯。これは「夫婦と子どもの世帯」1477万世帯よりも多い。さらにこれが2035年には、1846万世帯に増加する。結論としては、当たり前だが、消費の大きな特徴は個人化、、孤独化である。物の消費がほとんど伸びておらず、消費の対象がサービスに向かっているというのは一般に言われていることだが、消費支出全体に占めるサービス消費の割合が男女ともに若い世代ほどサービス消費の割合が高いというのは意外であった。 高齢化が進む中、「ちば地域再生リサーチ」の取り組みは興味深い。1970年代に開発された千葉市の大規模団地が直面する課題を解決する取り組みである。主な活動の柱は6つ。 ?住まいのリペア・リフォーム ?コミュニティ・暮らしサポート ?団地学校 ?コミュニティ・アート ?エリア経済の活性化サポート ?住まい・町再生サポート コミュニティ・コンビニエンス・ストア(=全国にくまなく広がっているコンビニをもっと地域に密着させ、地域住民とのコミュニケーションを図り、コミュニティの形成に貢献しうる業態に転換していったもの)という業態が今後求められるという提言も面白かった。
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結論から言うと、日本人はモノではなくサービスを買う。と、いうのが本書の論旨。 少子高齢化。超高齢化。そんな現状で、おひとりさま、未婚、離別、死別、子供の独立による一人暮らし世帯が2010年では1679万世帯。2035年には1846万世帯と予測される。 2035年には一人暮らし...
結論から言うと、日本人はモノではなくサービスを買う。と、いうのが本書の論旨。 少子高齢化。超高齢化。そんな現状で、おひとりさま、未婚、離別、死別、子供の独立による一人暮らし世帯が2010年では1679万世帯。2035年には1846万世帯と予測される。 2035年には一人暮らし世帯の3分の2が50歳以上になる。 と、まぁ、序章は統計的な数字がずらっと並ぶわけですが。 読み通すと、暮らしのありかた、地域の在り方が、昔に戻りつつあるように感じる。 働き方もサラリーマンだけじゃなくて多様化なんて言うが、高度経済成長期前は、勤め人も入れば、夜勤も日勤も、魚屋も、桶屋も色んな時間帯のライフサイクルがあったわけだ。 これからは大型商業施設から、地域に根差した商店街が活性すると。そこに住む住人達でお金が回り成り立つ。 少子高齢化、働き方の多様化、んでもって、これからは生活の在り方が昭和以前に戻っていくってんだから、富国強兵、資本主義、市場主義経済ってのは、沢山の弊害を生んだんだね。 気付きというより、前々から思っていたことが、やっぱりなという確信を得た一冊でした。
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