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落語こてんパン ちくま文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 2013/04/12 |
JAN | 9784480430526 |
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落語こてんパン
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商品レビュー
3.7
11件のお客様レビュー
【概略】 チケットを取ることが難しい噺家の一人、柳家喬太郎師匠が季節に沿って厳選した50演目を依代に、その演目の由来、得意としてきた名人の紹介、ちなんだエピソード等々をエッセイ形式で紹介する。どんな落語の演目を聴いたらよいか?という疑問に、読むだけで答えてくれる導きの書。 2...
【概略】 チケットを取ることが難しい噺家の一人、柳家喬太郎師匠が季節に沿って厳選した50演目を依代に、その演目の由来、得意としてきた名人の紹介、ちなんだエピソード等々をエッセイ形式で紹介する。どんな落語の演目を聴いたらよいか?という疑問に、読むだけで答えてくれる導きの書。 2021年11月24日 読了 【書評】 大好きな噺家さんの一人、喬太郎師匠、英語落語では本当にお世話になってます。喬太郎師匠のテイスト、喜餅の英語落語にふんだんに盛り込まれてます。ありがたいことです。 そんな喬太郎師匠のエッセイ。噺家としての日常を語るエッセイでもなんら問題ないのだけど、演目を紹介してくれるという、落語のこと、まだまだ不勉強(いいのか、そんなこと言って!)な自分にとっては本当にありがたい一冊なのだよね。「あ、『たらちね』だ!これ、末廣亭で喬太郎師匠がやったの観た!」とか、そんなことを思いながら読み進んだよ。 新作落語でも名を馳せている喬太郎師匠だけど、この本では(当然?)古典落語を中心に展開してる。古典落語って、サゲ(オチ)によっては知識や背景を知らないと全くわからない、もっと言うと全く腑に落ちないものがあったりして。そういった演目についても喬太郎師匠、ざっくばらんに語ってくれてるのがイイ。古典落語が古典として形を変えないで残るのか、それとも現代のテイストが加わった形で残るのか、そしてそれは古典と呼んでよいのか?そういった部分は宗教論争チックに分かれるところ。そもそも今、自分達が「古典」と呼ばれているものだって、どこかのタイミングでその時の「現代」のテイストが入ってるハズ。何をもって古典とするべきか、落語の何を後世に残すべきか、そういった観点をもつと感覚も変わってくる気がする。ちなみに自分は「原則と例外をしっかりキープする」ことで仁義を果たすことができるのではないかと思っているのだけどね。この部分だけで別の記事ができそうだから語らないけど。「英語落語」というそもそもの言語が違うものにしちゃってる時点で何を言っているのだ?という話なのだけどね(笑)「日本語→英語」という針を振り切っちゃってることをしてるからこそわかることもあったりするのだ(自己正当化)。 実はこの本の続編を先に読んでいて。続編の方が落語初心者には馴染みの薄い演目が多くてね。もし興味のある方は、この「落語こてんパン」から読んでいくといいと思う。
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※このレビューにはネタバレを含みます
大好きな落語家、柳家喬太郎師匠のエッセイ集。喬太郎さんの落語k¥を聞いてるみたいな一冊。毎回、一つの落語を取り上げて、あらすじと、その噺にまつわるあれやこれを綴っている。喬太郎さんならではの語り口が非常に楽しい。実際に落語を見てから、読むとさらに面白いと思う。
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数ページずつ、落語のあらすじ紹介と演者としての見せどころを楽屋話調に紹介していて、いつの間にか落語の楽しみ方が分かるようになっている(気がする)。コーヒーブレイクのお供にちょうどいい。
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