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アベノミクスのゆくえ 現在・過去・未来の視点から考える 光文社新書
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アベノミクスのゆくえ 現在・過去・未来の視点から考える 光文社新書

片岡剛士【著】

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アベノミクスのゆくえ 現在・過去・未来の視点から考える 光文社新書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社
発売年月日 2013/04/17
JAN 9784334037413

アベノミクスのゆくえ

¥220

商品レビュー

3.8

7件のお客様レビュー

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2018/05/07

◆アベノミクスとは一定の距離を置いた著者が、その功罪と、日銀の出口戦略の困難性を開陳する◆ 2013年刊。 著者は三菱UFJリサーチ&コンサルティング経済・社会政策研究部主任研究員(応用計量経済学・マクロ経済学)。 ◆第二次安倍内閣成立後の段階での、アベノミクスへの一定の評価と...

◆アベノミクスとは一定の距離を置いた著者が、その功罪と、日銀の出口戦略の困難性を開陳する◆ 2013年刊。 著者は三菱UFJリサーチ&コンサルティング経済・社会政策研究部主任研究員(応用計量経済学・マクロ経済学)。 ◆第二次安倍内閣成立後の段階での、アベノミクスへの一定の評価と批判(不十分さ)。日銀の金融政策の根本的転換を謡う書だ。  さて期限2年とした物価上昇率年2%は、本書読破時点、すなわち5年を経過しても達成せず。結果、出口戦略実現に超長期を要すると識者が指摘するほどに、多くのリスク資産を日銀は抱えるに至った。  では、この要因は何か?。  著者指摘の日銀のなすべき政策対応と現実の違い、リフレの政策的限界、再分配政策の不足か。アベノミクスにやや否定的な著者には是非この点を分析してもらいたいのだ。  確かに、個人的には著者の見解とは違って、リフレ政策は短期で奏効するものではなく、長期的な影響しかあり得んだろうと考えていたが、他方、そもそも著者はデフレの根本的要因が、経済における需要不足、つまり購買力の低下にあるという正しい認識を有しており、それゆえか財政上の再分配機能とその政策的意義を重視する。  そういう意味で著者の分析には信が置けるのだ。  しかも、原発(0政策他)を含むエネルギー政策で、一応は資源エネルギー庁の試算データを利用しつつも、その限界を正しく理解している。個人的には「盛られている」のではないかとの疑念あるデータだが、著者はさすがにそこまでは言わずに、(完全ではないものの)ある程度の落としどころで議論を落着させている。  これ自体はアベノミクスそのものではないが、こういう論じる姿勢もまた、多少の立場の違いはあるにせよ、安心感をもって読める、つまりポジション・トークではないということを強く伺わせる著作と言えそうだからだ。  言葉は悪いかも知れないが、鋭さではなく、緻密さ、丹念さが随所に伺える。そんな一書であり、再読必要な著作といえそう。

Posted by ブクログ

2014/11/02

2014/11/1読了。 経済と金融、政策の相互関係に着目した今までにない切り口を提供してくれる。過去20年の経済と金融、政策の推移を整理するのに最適な一冊。現状と将来を語る上で、過去の推移を分析することが欠かせないことを再認識した。

Posted by ブクログ

2014/07/11

日本のデフレの原因や、現政府の取り組みを知ることができた。 経済にあかるくないと読み進めるのが難しい。

Posted by ブクログ

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