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レクィエムの歴史 死と音楽との対話 河出文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
発売年月日 | 2013/04/06 |
JAN | 9784309412115 |
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レクィエムの歴史
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商品レビュー
3
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※このレビューにはネタバレを含みます
中世から現代に至る多くのレクイエムを中心とした宗教曲を紹介するとともに、キリスト教についても理解を深めさせてくれる画期的な力作だ。フォーレの曲がカトリックから受け容れられなかったのは当時教会が美しさから遠くなっていたからとの皮肉な指摘だが、それだけ美しい天国的な曲であることが強調されており、全く賛成。かつてはルイ14世の妃マリ・テレーズの死に際してシャルパンティエが書いたという劇的な大曲、あまりにも仰々しくて、喜劇的とも言える雰囲気だと思うが、そのような曲は当然ながら失われている。ゼレンカの深い精神性に満ちた曲「聖三位一体ミサ」などまだ多くの傑作が埋もれている可能性の指摘は興味深い。またブラームスのドイツレクイエムが「怒りの日」を「救いの日」に変えたという指摘はキリスト教信仰の本質をつかんでいる話しで面白い。
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レクィエム? 音楽? 嫌いじゃないな。サブタイトルも面白そう、ということで手に取ったのを記憶している。 しかしながら、かなり資料的でかつ音楽的であった。通読はしたものの、正直読み切れていない感が強い。時折五線譜が登場する。音楽そのものに精通している人ならば音楽的に理解したり、「...
レクィエム? 音楽? 嫌いじゃないな。サブタイトルも面白そう、ということで手に取ったのを記憶している。 しかしながら、かなり資料的でかつ音楽的であった。通読はしたものの、正直読み切れていない感が強い。時折五線譜が登場する。音楽そのものに精通している人ならば音楽的に理解したり、「読むことで聴く」ことができるのかもしれない。その点で私には場違いな気がしないでもなかった。 詞の面に着目すると随所に聖書からの引用がある。カトリックの習俗に根差しているので当然とも言える。 いやしかしレクィエム図鑑とでも表現したくなるこの膨大な楽曲と作曲者の集成量。敬服に値する。それぞれの時代背景、その作曲者の生い立ちまで紹介されているケースもある。かなりの詳説。 各時代において、死というものがどんな意味を持っていたか、をレクィエムが炙りだす。それは同時に生きるということがどのような様態であったかを意味するのである。 巻末に本書で触れたレクィエム・関連楽曲のCD一覧が収載されている。ホントは聴きながら読むのがいいのかもね。 http://cheapeer.wordpress.com/2013/08/05/130805/
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グレゴリオ聖歌、レクイエムに興味があり手にしました。ピアノをしていたこともあり音楽記号など、演奏する上での知識程度で、後は一般向けに書かれているのだろうと思ってたら大間違い…。 音楽史が頭にないとサッパリです!! それから、形式とか…。もう、読んでても意味が分からん。ただ、凄...
グレゴリオ聖歌、レクイエムに興味があり手にしました。ピアノをしていたこともあり音楽記号など、演奏する上での知識程度で、後は一般向けに書かれているのだろうと思ってたら大間違い…。 音楽史が頭にないとサッパリです!! それから、形式とか…。もう、読んでても意味が分からん。ただ、凄いんだろう!っていう印象。 せっかく買ったんだから、最後まで読むつもりですが、音楽に関しての知識がある人でないと分かりません。
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