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北緯14度 セネガルでの2カ月 講談社文庫
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北緯14度 セネガルでの2カ月 講談社文庫

絲山秋子【著】

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北緯14度 セネガルでの2カ月 講談社文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2013/04/12
JAN 9784062775113

北緯14度

¥220

商品レビュー

3

7件のお客様レビュー

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2021/04/18

著者が5年程前に2ケ月滞在したセネガルでの日記的な紀行小説的な作品です。  余程の地理好きかアフリカ好きじゃないとあの巨大な大陸に詰め込まれている国々の地図上の場所をイメージ出来る人はそんなに多くないのでは無いでしょうか?    セネガルと言われても??ですがダカールと聞く...

著者が5年程前に2ケ月滞在したセネガルでの日記的な紀行小説的な作品です。  余程の地理好きかアフリカ好きじゃないとあの巨大な大陸に詰め込まれている国々の地図上の場所をイメージ出来る人はそんなに多くないのでは無いでしょうか?    セネガルと言われても??ですがダカールと聞くと有名なラリーレースが開催されていたのでゴールである西海岸の乾いた砂浜と長閑な海岸線を想像出来ますが、  行動派である著者は、そんなダカール海岸やセネガルの街中を拠点として特別な目的も無くフィクションの様な実態の無いフワフワした生活を2ケ月間に亘って、コーディネーターである日本人女性やボディーガードの現地人男性等と食事・飲酒・旅行でセネガルという土地とセネガル人・セネガル料理を堪能し時にはシモネタで盛り上がり、ある時には群馬に残ってる彼氏の事を考えたり、精神は日本とセネガルを行きつ戻りつするその姿はまるで著者が描く小説の登場人物が乗移ってるかの様な印象で著者の魂を感じられる1冊です。

Posted by ブクログ

2016/11/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

序盤はドゥドゥ・ンジャエ・ローズへの興味が記述を引っ張るが、 それ以降はひたすら人、人、人。 もはら僕にとっても、だめボディガードのソレイマンや、絲山の軽口を真に受けてしまったウスマンや、トッカリさん、ムッシュ・コンプロネなどなど、ここに登場した全員が、 もはや懐かしくなっている。 懐かしさ、思慕、愛着。これはただの旅行記にはないものだ。

Posted by ブクログ

2015/02/22

ちょっと長い旅のもたらす効果。しかもセネガルの2ヶ月。土地を知ろうとしたらきっとこうなるのでしょう。大使館だけではなく、企業の現地法人でも地元の人々と深く知り合おうとしない人は実に多い。それを実感する。絲山さんはそれをはっきり書くんですね。強い人だ。

Posted by ブクログ

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