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「幸せ」の戦後史
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | トランスビュー |
発売年月日 | 2013/04/01 |
JAN | 9784798701363 |
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「幸せ」の戦後史
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商品レビュー
3.1
10件のお客様レビュー
それぞれの時代に流行った曲・映画などの文化を読み解くことで、それぞれの時代を分析している本。 全体的に暗いトーンで、読み進めるのが難しかったけれど、興味深く読んだ。
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この本は、映像、音楽、小説など大衆文化をそのときの社会と対比させ、その変遷をまとめたものといえる。「幸せ」というキーワードで論じれば、時の大衆は国(政府)や企業から虐げられてきたと批判しているように思える。 著者の大衆文化に関する知識は極めて豊富であり、その引用、描写は見事であ...
この本は、映像、音楽、小説など大衆文化をそのときの社会と対比させ、その変遷をまとめたものといえる。「幸せ」というキーワードで論じれば、時の大衆は国(政府)や企業から虐げられてきたと批判しているように思える。 著者の大衆文化に関する知識は極めて豊富であり、その引用、描写は見事である。ただし、社会との関連を述べるとき、国の政策や経済理論、企業の方針を一面的にとらえ結論づけているため、違和感を覚えるところがあった。文化を通じた歴史的記録の範疇を超え、そこに批判を加えるならば、個人・大衆を主体に企業の在り方を論じても、企業には企業の方針があり、社員は企業あってのものとの大原則があるわけであって、また基本的な経済学論理も無視できないであろう。この点では、雑学的な浅い内容のデータや論述を根拠に論理が展開されているので、説得力がない。 結局のところ、文化論を述べているのか、社会論なのか、哲学・心理学なのか、焦点がはっきりしない本であった。学術性は薄く、大衆映像・音楽評論を基にした文化論に特化した本とした方が良かったのではないか。
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烏兎の庭 第五部 書評 4.26.15 http://www5e.biglobe.ne.jp/~utouto/uto05/diary/d1504.html#0426
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