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辻井伸行 奇跡の音色 恩師との12年間 文春文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2013/04/10 |
JAN | 9784167838508 |
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辻井伸行 奇跡の音色
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辻井伸行 奇跡の音色
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商品レビュー
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辻井伸行(1988年~)は、東京音楽大学付属高校、上野学園大学卒のピアニスト、作曲家。生まれた時から眼球が成長しない障害を負っていたが、7歳で全日本盲学生音楽コンクール(現・ヘレン・ケラー記念音楽コンクール)器楽部門ピアノの部第1位、11歳で全国PTNAピアノコンペティションD級...
辻井伸行(1988年~)は、東京音楽大学付属高校、上野学園大学卒のピアニスト、作曲家。生まれた時から眼球が成長しない障害を負っていたが、7歳で全日本盲学生音楽コンクール(現・ヘレン・ケラー記念音楽コンクール)器楽部門ピアノの部第1位、11歳で全国PTNAピアノコンペティションD級(中学2年生以下の部)金賞を受賞したほか、サントリーホールでのソロ・リサイタル開催、大阪センチュリー交響楽団、東京交響楽団、読売日本交響楽団等との共演を行い、大きな反響を得る。2005年に17歳で挑戦したショパン国際ピアノコンクールでは予選で敗退した(但し、ポーランド批評家を受賞)が、2009年に20歳で出場したヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールで、日本人として初の優勝を果たし、2011年にはニューヨークのカーネギーホールでリサイタルを開催した。 その後も、世界各地でリサイタルや一流オーケストラとの共演を行い、また、アルバム作品はそれまでのクラシック音楽では見られなかった規模のセールス(日本で)を記録している。 本書は、辻井がヴァン・クライバーン・コンクールで優勝した後、辻井が6~17歳(ショパン・コンクールで予選敗退するまで)の12年間に恩師・川上昌裕と歩んできた軌跡をまとめ、2010年6月に放映されたNHKドキュメンタリー「こころの遺伝子~あなたがいたから~器の大きなピアニストになれ 辻井伸行」をもとに書き下ろして、2011年に出版された単行本に、2011年12月放映の同「旋律よ殿堂に響け~ピアニスト・辻井伸行 自作曲に挑む~」の内容を加えて、2013年に文庫化されたもの。 尚、神原一光(1980年~)氏は、早大卒、上記の2番組のディレクターを務めた。 私は、芸術でも科学技術でもビジネスでもスポーツでも、一芸に秀でた人の伝記・半生記、或いは当人が書いたエッセイの類が好きで、これまで、辻井伸行については、盲目の天才ピアニストというイメージしかなかったものの、今般偶々新古書店で本書を見つけて手に取った。 読み終えてまず感じたのは、何はともあれ、辻井の演奏を聞いてみたいということであった。私は、クラシック音楽、ましてやピアノに関して特段の造詣があるわけではないが、常に喜びを持って(mit Freude!)ピアノを弾き、世界中の聴衆を魅了する、辻井のピアノから何が感じられるのか、とても興味深い。 また、その辻井に対して「器の大きなピアニストになれ」と言い続け、天賦の才を大きく花開かせた、川上との師弟関係は、月並みながら、心を打つものであった。(分野は異なるが、夭折した「羽生世代」の天才棋士・村山聖と師匠・森信雄七段を描いた大崎善生の『聖の青春』を思い出した) とても読み易く、前向きな気持ちを持ち続けることの大切さ、心から信頼できる師弟関係の素晴らしさを、素直に感じることができる一冊である。 (2023年3月了)
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辻井さんのピアノへの愛がすごい。 好きこそ物の上手なれ、とはこのことですね。 そして何事にも積極的に挑戦する辻井さん、難しいことほど燃える、と…。尊敬しかない。
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すごい人だなあ、とぼんやり思っていたけれど、本当にすごい人でした。ピアノ、一度でもいいから生で聴きにいきたいなあ。そして直接拍手をお送りしたい。
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