ネコをひろったリーナとひろわなかったわたし 講談社・文学の扉

ときありえ【著】

• 販売会社／発売会社: 講談社
• 発売年月日: 2013/03/30
• JAN: 9784062832250

商品レビュー

2014/07/14

パラレルワールドの自分と出会ったことによって、自分の進路を決めていく里菜子のお話。

猫を拾ったリーナと拾わなかった里菜子がバラの庭で出会うシーンは不思議で美しい雰囲気を持っていた。

どことなく東日本大震災の影が漂っていて、あの頃の関東圏も危ないから避難しよう感が少し感じられた。

2013/04/24

小６の里菜子はピアノの稽古に通う途中の「バラの家」で、会うたびに大きさが変わる不思議な女の子リーナに会う。実はリーナは異時空にいる里菜子？遠い日の霧雨の夕方、捨てられた黒い子ネコを拾わなかった里菜子と拾ったリーナ。両親の喧嘩や進路に悩む里菜子はリーナに会って確かめたいことがある。物語は白雪姫のコビトが歌う♪ハイホー　ハイホー！や♪オーブレネリやピアノの楽曲など音楽に彩られている。仲よし３人組の友情はいい感じ。文量は少なめ。