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利益や売上げばかり考える人は、なぜ失敗してしまうのか ドラッカー、松下幸之助、稲盛和夫からサンデル、ユヌスまでが説く成功法則
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | ダイヤモンド社 |
発売年月日 | 2013/03/30 |
JAN | 9784478010082 |
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利益や売上げばかり考える人は、なぜ失敗してしまうのか
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商品レビュー
3.6
12件のお客様レビュー
■コラボ・ネットワーキング 対話ができるようなコミュニケーション術とネットワーキングの拡大 ■経営・プロマネ 大目的:共通善をつかむこと 駆動目標:デマンド目線で、駆動目標をたてること 小目的:各個人の小目的を設定すること ・大目的を夢物語で終わらせない為には、ネットワークハ...
■コラボ・ネットワーキング 対話ができるようなコミュニケーション術とネットワーキングの拡大 ■経営・プロマネ 大目的:共通善をつかむこと 駆動目標:デマンド目線で、駆動目標をたてること 小目的:各個人の小目的を設定すること ・大目的を夢物語で終わらせない為には、ネットワークハブや基軸になれるリーダーが必要 ・目的工学的には、情報は極力オープンのほうがよい ・チェックリスト重要 ・そのためのコミュニケーションをしっかりメンバーととること(コーチング技術) ・みんな目的はバラバラ。一つにはならない。信頼関係が大切。まとめるためのオーケストレーションのスキルと能力が必要 ・まかせる ・メンバーの思いをなおざりにすると、やらされ感がでてくる。 ・課題の前では全員平等 ・チームを構築する際、目的に対し、知識や能力が合致しているか。 ・PR効果:外注ではなくマネージャー・リーダー自身が考える。 ・経営層は、プロジェクトが継続的に生まれていくプラットフォームとして組織をデザイン ・バウンダリープロジェクト ・知識は無限でリソースに境界はない。 ■その他 ・コンシャスキャピタリズム、企業イメージ向上等の打算的な動機ではなく、社会や人間の立場から質の高いマネジメントを生み出す ・セオリーオブチェンジ ・循環がある中で要素還元的なやり方をすると、全体と部分の関係性が失われ、分業の罠にはまる。 ・イノベーションにとって、「否定、ノスタルジー、傲慢さ」が死に至る罪。
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タイトルを読んでドキッとしました。 正にその通りです。 売上を伸ばそうとして一番手っ取い手法である値下げを行う。 利益を出そうとして人件費や経費削減に走る。 これらは結局のところ極短期の結果しか残せません。 直近の成果を残すことばかり考えると、長期的に会社にとっては致命的な結...
タイトルを読んでドキッとしました。 正にその通りです。 売上を伸ばそうとして一番手っ取い手法である値下げを行う。 利益を出そうとして人件費や経費削減に走る。 これらは結局のところ極短期の結果しか残せません。 直近の成果を残すことばかり考えると、長期的に会社にとっては致命的な結果につながります。 価格を下げたことで利益が減る。質が落ちる。 人を減らしたことで質が下がり、客が逃げる。 優秀な経営者はこれらのことをわかっていますが、 世には経費削減の仕事こそ経営だと思っている経営者が山ほどいますね。 彼らはマイクロマネジメントこそマネジメントだと勘違いしています。 しかし彼らはあながち間違っていなかったのです。 少し前の世代は「利潤の最大化こそ企業の目的である」とし、「いかに競争優位を実現し、売り上げや利益、市場シェアを最大化しうるか」とされていました。 これらの言葉はマイケル・ポーターなどの有名なマネジメントグールーによって体系化されました。 そして管理経営こそ会社を繁栄に導くものとされていました。 現在はガラリと変わって、利潤の最大化という目的ではなく個人の目的を社会の目的を結びつけた考えが主流になりつつあります。 ドラッカーだけは早くから「社会的な目的を実現し、社会、コミュニティ、個人のニーズを満たすこと」が企業の目的だと喝破していました。根源的に哲学者であるドラッカーの面目躍如ですね。 本著では己の目的とは何かを熟考し、具体化することが共同体や社会に貢献するとします。 社会的な目的に目覚めることが幸福な人生につながる。 個人も会社も社会的な目的を掲げ、それを具体化することことで社会の発展に寄与する。 社会的活動をする会社は世間から支持され発展する、としています。 そのためには社会性のある目的を掲げることが大切とし、多くの成功した具体例を挙げて詳述しています。 なるほどと唸ることが多く、久しぶりに読み応えのある本に出会いました。 会社の社是社訓といえば空理空論を掲げただけの空虚なものが多いですね。 明確に目的やミッションを掲げていれば、組織員は自己実現を結び付けやすいです。 利益追求、売上追及ばかり言っている経営者には誰も付いていきません。 個人も会社も自己実現のためには明確な目的を持つことは大切ですね。
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※このレビューにはネタバレを含みます
ドラッカー氏、松下氏、稲盛氏、クリステンセン氏、井深氏、野中氏、ポーター、ミンツバーグ、テイラー、ファヨールなどなど、過去の経営者や研究者の理論が混ざっているので、これまで読んできた本とのリンクが気持ちよかった。と同時にもっと勉強したい意欲が湧いてきた。 よい目的が、よい会社、よい組織、よい事業、よいリーダー、よい人間関係をつくる。その結果、よりよい未来が生まれてくる。 良い目的は共通善に根ざしており、究極の目的は幸福である。そして人々の心に訴える力を持っている。 これらのことって、色々な書籍で言われている事だよね。
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