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中国 二つの罠 待ち受ける歴史的転機
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 日本経済新聞出版社 |
発売年月日 | 2013/03/25 |
JAN | 9784532355555 |
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中国 二つの罠
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中国が今後も発展を続けられるかどうかを解く鍵として、中所得の罠と体制移行の罠という2つの罠を克服できるかをあげている。このうち、中所得の罠は、国民所得が世界における中レベルに達した後、低迷に陥る罠であり、これは中国に限らず多くの先進国が一度経験したこと。しかし、体制移行は中国特有...
中国が今後も発展を続けられるかどうかを解く鍵として、中所得の罠と体制移行の罠という2つの罠を克服できるかをあげている。このうち、中所得の罠は、国民所得が世界における中レベルに達した後、低迷に陥る罠であり、これは中国に限らず多くの先進国が一度経験したこと。しかし、体制移行は中国特有の問題であり、前例がない問題である。 この本では、過去の中国指導者たちが、これらの問題にどのように取り組んできたかを明らかにし、現状の問題点を改めて整理している。内容は、ニュースやドキュメンタリー等では伝えられていないものが多く、中国の状況を改めて理解してみたい方にはおすすめの一冊です。
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中国の現状を冷徹に分析した本書は、その考察の鋭さ・深さにおいて凄いとしか言い様がないと思った。 改革開放以来の中国の躍進については言うまでもないが、現在の中国がさまざまな問題を抱えていることは、よく見聞きする。 しかし、政治やマクロ経済の絡みあう現状分析はなかなか難しいと思...
中国の現状を冷徹に分析した本書は、その考察の鋭さ・深さにおいて凄いとしか言い様がないと思った。 改革開放以来の中国の躍進については言うまでもないが、現在の中国がさまざまな問題を抱えていることは、よく見聞きする。 しかし、政治やマクロ経済の絡みあう現状分析はなかなか難しいと思っていた。 本書には、中国が現在抱えている問題として「中所得の罠と体制移行の罠からなる二つの罠を克服できなければ衰退の道を辿る」とある。その分析内容は、専門的ではあるが、十分に理解でき説得力もある。 「成長の制約となる労働力不足」「経済発展パターンの転換」「調和のとれた社会への険しい道」などを読むと、経済と政治が不可分に絡み合っていることがよくわかる。 しかし、それにしても中国は共産党一党支配という特殊な政治体制のもとで、よくここまで経済の変革と微妙な舵取りを進めてこれたものである。いや、一党支配だからこそできたのか。 しかし、本書は中国の今後について「政治改革が不可避に」とも結論づけている。 中国は今後この「二つの罠」から抜け出ることができるのだろうかと考え込んでしまった。 そして、日本も無関係ではない。「日米中のTPPを巡る三国志」を読むと、まさに「三国志」。それぞれの国の中にもそれぞれ親○○派という勢力が綱引きをしているだろうことを考えると、いまマスコミで報道されている傾向とは違った風景も見えてくるように思えた。 本書は、中国の政治・経済のみではなく、グローバル経済の将来像をも見据えた凄い本であると高く評価したい。
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