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この世の偽善 人生の基本を忘れた日本人
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | PHP研究所 |
発売年月日 | 2013/03/23 |
JAN | 9784569808895 |
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商品レビュー
3.6
7件のお客様レビュー
対談集。よくここまで書いて出版できたなぁと感心するほど、ズバッと言ってる。 言論の自由が憲法に書かれているにも関わらず、やれ人種差別だの、なんだのとやいのやいのあるこの時代にズバッと言える言葉の重み、人生の厚みを噛み締められる1冊。
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歴史、教育、ボランティア、仕事、社会福祉、文化、戦争、生と死、、、日本社会の様々な側面に焦点をあてた、「人生の基本」についての著者二人による対談です。 世界とは人生とは、不条理であることが当然であり、それを与えられたものとして、自らの勇気と覚悟をたのみに生きていく。 この当たり...
歴史、教育、ボランティア、仕事、社会福祉、文化、戦争、生と死、、、日本社会の様々な側面に焦点をあてた、「人生の基本」についての著者二人による対談です。 世界とは人生とは、不条理であることが当然であり、それを与えられたものとして、自らの勇気と覚悟をたのみに生きていく。 この当たり前のことが、今失われている、と、著者二人の経験や思想、現代社会の現実を具体的に紐解き、愛する祖国への警鐘を鳴らしています。 人は、意識せず、偽善を行なってしまう場合がある、と私は考えます。 しかし、著者達が本書で伝えたかったのは、「意識せず」ではないよ、根本の考え方が、甘っちょろくなってるよ、ということです。 ここで改めて、自らの思想・行動を見つめなおす良い機会となりました。 本書で両氏が語った言葉から、特に共感した言葉を一つずつ(いっぱいありすぎて、一つだけに絞るのは心苦しいのですが)ここにご紹介し、読後の感想を終わります。 【本書抜粋 金美齢】 安易に弱者の味方をし、社会や国を批判することが正義だといわんばかりの偽善が、世の中に溢れています。 それがどれほど日本人のあいだから「自助」の精神を奪っているか。 その一方で、どんなにセーフティネットが整えられても、その世話にはならないという気概を持って生きる人たちのことは顧みられない。 これは、とても健全な社会のあり方とは思えません。 【本書抜粋 曽根綾子】 人間はつねにいささかの悪をしながら、時にはかなりの善をなすこともできる。 この感覚が私は大事だと思っているんです。 自分の内部におけるこの善悪の配分の時に必ず起きる、一抹の不純さの自覚が人間をつくるのだと思うんです。
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金 美齢さんと曽野綾子さんの対談本『この世の偽善』。 いつもストレートな物言いが心地よいけども、今回は2人の相乗効果でさらに楽しめる。 何か知識を積むための本というよりも、ふたりの考え方に触れることのできる素晴らしい書だった。 2人の豊富な経験で、日本をある程度はなれた位置から...
金 美齢さんと曽野綾子さんの対談本『この世の偽善』。 いつもストレートな物言いが心地よいけども、今回は2人の相乗効果でさらに楽しめる。 何か知識を積むための本というよりも、ふたりの考え方に触れることのできる素晴らしい書だった。 2人の豊富な経験で、日本をある程度はなれた位置から、あるいは中から眺める視点は勉強になった。 何よりも、読んでいると、日本に誇りを持てる。 やはり、この2人、話に深みがあるし、キレがあるし、好きだなぁ。 ---------------- 【内容紹介(amazonより)】 日本人は長年「もの分かりのいい人」を演じてきた。 弱者保護や被害者救済など一見、弱い者の側に立つふりをし、政治家は票欲しさに「ばらまき」政策を行なっている。 その結果、わが国は過去最多の214万人を超える生活保護者を擁する「よい国」になった(2012年)。 しかし、彼らは本当に自立できない人たちなのか。いまの日本は本当に職がないのか。そう問うことは禁じられている。 ボランティアについても、人の世は、一ついいことをしようと思うと、必ず不都合と苦悩が出てくる。人生にも「あれか、これか」という形の歯切れのいい選択はない。 メディアは社会や国家の批判はしても、本質的につきまとう人生の不都合や不自由を見せない。 これが「日本の偽善」である。 「権利」という言葉は、誰かのため、何かのために自分が我慢し、犠牲になることがある、という想像力を失わせてしまう。 一所懸命働いて税金を納める、まずそこから始めるべきではないか。 --------------- 【目次】 はじめに 第一章 何もかも幼くなった 第二章 日本は「夢のお国」 第三章 「ごっこ」遊びの終わり 第四章 生活保護者が多すぎる 第五章 愛は礼を失せず 第六章 「もの分かりのいい人」の罪悪 第七章 人は何とか生きていける ----------------
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