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日本赤軍とのわが「七年戦争」 ザ・ハイジャック 文春文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2013/03/08 |
JAN | 9784167560195 |
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日本赤軍とのわが「七年戦争」
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商品レビュー
3.6
7件のお客様レビュー
佐々淳行氏が外事警察として関わった70年代の日本赤軍などによるハイジャック事件の紹介。 こんなに多くのハイジャック事件が起きていたこと、釈放要求に応じることなどにより、一度捕まっても別の犯行に及ぶ者たちもいたことなどは驚いた。
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事件に呼ばれる男・佐々氏による日本ハイジャック史という ところかな。 直接、氏が携わった事件ばかりではないので概要だけのものも ある。その時々の政府や警察の対応は分かるのだが、少々讃美 的なのが気なるのはやはり著者が警察官僚だったからか。 海外で乗っ取り事件を起こし、要求した...
事件に呼ばれる男・佐々氏による日本ハイジャック史という ところかな。 直接、氏が携わった事件ばかりではないので概要だけのものも ある。その時々の政府や警察の対応は分かるのだが、少々讃美 的なのが気なるのはやはり著者が警察官僚だったからか。 海外で乗っ取り事件を起こし、要求した現金と共にテロ支援国家 へ逃れた日本人が、また事件を繰り返すのだから堪らないね。 勿論、人命第一。しかし、みすみす犯人を逃してしまっては同じ ような事件が繰り返されるだけ。「超法規的措置」っていうのも いいんだか、悪いんだかな。 だからといって、人質がぎょうさんいるのにロシアのように強硬 突入。犯人も人質も死んじゃいましたじゃ嫌だけれど。 「よど号」事件の時、聖路加病院の日野原先生が同乗していた ことは有名。人質に向け、長々とアジ演説をぶつ犯人。「質問 は?」と聞いたところ、ひとりの乗客が問う。 「ハイジャックってなんですか?どういう綴りですか」。答えられない 犯人。そこで日野原先生。「君も学生なら勉強しておきなさい。 ハイジャックというのは…」と説明し、スペルまで解説したそうだ。 また、後年、訪朝団として北朝鮮で「よど号」事件の犯人と面会 した政治家センセイは佐々氏に「日本に帰りたいと言っている。 事件はなかったことに出来ないか」。 海外逃亡中は時効に含まれません。当然のようにお断りしたら 憤慨されたとか。こんなのが日本の政治家なんだよな。もう実名 出しちゃえばいいのに。 上記のようなこぼれ話は面白いのだが、近年の著者の作品は 回想録の観が強い。安田講堂やあさま山荘のような臨場感に 欠けるのが残念。ミスター危機管理もお歳なのだよな。 尚、巻末には日本のハイジャック年表があるので資料として はいかもしれない。
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あさま山荘に比べるとやや内容が薄いような それでも聞いたことはあっても、どんな事件か知らなかったので興味深く読めた ハイジャック 三木武夫 超法規的措置 繰り返されるハイジャック 三木武夫が、どうしようもない お花畑な人間でアメぽちでしかない ということは分かりました
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