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ストーリー311
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ストーリー311
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商品レビュー
3.7
12件のお客様レビュー
『温故知新3.11 #4 コミック④』 ー『ストーリー 311』ー 講談社の漫画雑誌『Kiss』の無料WEBコミックサイト「デジキス」で連載('12.3.11〜'13.1.11)された作品が収録されています。2013.3.11発行。 「...
『温故知新3.11 #4 コミック④』 ー『ストーリー 311』ー 講談社の漫画雑誌『Kiss』の無料WEBコミックサイト「デジキス」で連載('12.3.11〜'13.1.11)された作品が収録されています。2013.3.11発行。 「語り継ぎたい想いがある」「残したいストーリーがある」をテーマに掲げ、多くの企業・団体の協賛・協力を得て生まれたプロジェクト第一弾らしく、<本書の印税は全額、被災地復興のために寄附>と謳っています。素晴らしい! 参加は以下の11名の漫画家さん(敬称略)です。 ひうらさとる、上田倫子、うめ、おかざき真里、岡本慶子、さちみりほ、新條まゆ、末次由紀、ななじ眺、東村アキコ、樋口橘 取材に基づいた漫画という点は『ふくしまノート』と共通していますが、一話完結のオムニバスなので、画風も含めそれぞれ個性的な短編作品集という印象です。ややドラマチックなのは否めません。 やはり一人8ページという制約は余りに厳しく、漫画にするにも困難を極めたことが伺えます。悪しく言えば、やや深みに欠けるアンソロジーでしょうか‥。また、個人的に「ちょっと乙女チックな作画で苦手だなぁ」という作品もあり‥。ん?『Kiss』は女性漫画雑誌か! そういうことね。 しかしながら、各話の最後の1ページ分に作者のあとがき・取材後記があり、よかったです。 描いていいのかという葛藤、描ききれないもどかしさ、それでも伝えようとする覚悟など、(失礼ながら)本編以上に心に響きました。
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東日本大震災で被害にあった岩手・宮城・福島の方々を、有志で集まった様々な漫画家がエピソードとして描いた短編集。 このプロジェクトに参加された漫画家のみなさまが口をそろえて「難しかった」と仰っていることを考えても、やはりとても難しい問題を漫画にしたのだろうと思います。それでも「漫画...
東日本大震災で被害にあった岩手・宮城・福島の方々を、有志で集まった様々な漫画家がエピソードとして描いた短編集。 このプロジェクトに参加された漫画家のみなさまが口をそろえて「難しかった」と仰っていることを考えても、やはりとても難しい問題を漫画にしたのだろうと思います。それでも「漫画」という誰もがわかりやすい形に落とし込んで、多くの方に被災地の現状や語り部としての意味をもって残すことは非常に意味があったものだと感じました。 一方でやはり漫画では表現しきれない現地のあり様や生死といった生々しい現実の描写がしきれない印象は拭えなかったですし、ルポライターやマスメディアのように本業としてまとまった時間や滞在ができなかったであろうことからどうしても内容に深みは無いと感じてしまいました。 ただそんな取材をお受けされた現地の方々の勇気は頭が下がりますし、ともあれ前例がない表現で震災を描いた漫画家の方々には尊敬の念を感じます。 興味関心を持つきっかけの1つとして、この1冊が広まることを祈ります。
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良質な企画から出来た本だと思う。 でも一人の漫画家に割り当てられたページ数が短すぎて、漫画家もむりやりページのためにストーリーを削り過ぎた感じあり。
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