1,800円以上の注文で送料無料

わたしを変える“アートとファッション
  • 中古
  • 書籍
  • 書籍

わたしを変える“アートとファッション" クリエイティブの課外授業

林央子, 高橋瑞木, 児島やよい, 高橋律子, 藪前知子【著】

追加する に追加する

わたしを変える“アートとファッション

定価 ¥1,760

660 定価より1,100円(62%)おトク

獲得ポイント6P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 PARCO出版
発売年月日 2013/03/01
JAN 9784865060072

わたしを変える“アートとファッション"

¥660

商品レビュー

4

2件のお客様レビュー

レビューを投稿

2014/02/23

VACANTの講座を収録したもの。内容は「90年代以降のクリエイティブファッション」「ヨーゼフ・ボイスと社会彫刻」「奈良美智と村上隆が越えてきたもの」「雑誌『オリーブ』をめぐって」「大竹伸朗とその周囲」で、この5つの切り口がとても良かった。 全員女性が語っている、というのも「わ...

VACANTの講座を収録したもの。内容は「90年代以降のクリエイティブファッション」「ヨーゼフ・ボイスと社会彫刻」「奈良美智と村上隆が越えてきたもの」「雑誌『オリーブ』をめぐって」「大竹伸朗とその周囲」で、この5つの切り口がとても良かった。 全員女性が語っている、というのも「わたし」にとってはとても身近に感じられた。 「この一冊に込められたさまざまな知識の断片は、とぎれとぎれで、小さいかもしれない。けれども小さなかけらだからこそ、気づいたときには誰かの心の内側のどこかに、しっかりと組み込まれていくことが出できる。そして、それを受け止めた人たちがそれぞれの日々を営んでいくうえで、そのかけらはいつのまにか大きく育っていて、何かを変えていく可能性がある。」

Posted by ブクログ

2013/04/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

原宿VACANTで行われた講座を書籍化したらしい。 「オリーブ少女」の展覧会は、金沢21世紀美術館で昨年見たので、非常にリアルタイムな話が満載。 ヨーゼフ・ボイスの話が面白かった。 人生後半のエコ活動、自然保護活動はあまり興味はないのですが、 彼の作品でアプローチしているモチーフや考え方が個人的に凄く好み。 脂を使った作品などは、ちょっとマシュー・バーニーを思い出した(マシュー・バーニーは蝋ですね)。 ヨーゼフ・ボイスが日本に来訪した際の話を聞くと、やはりその当時の日本は遅れていたんだな、と感じる(遅れている、という表現は好きではないけど、そうとしか思えない) 敗戦からやっとのことで高度経済成長期、バブル時期を迎えた日本だから仕方ないとはいえ、ヨーロッパ・ドイツで過ごしたボイスは既に、そうしたバブル・物質的主義を通り抜けて、新たなステージにいたんだな、と感じた。 あとは、村上隆と奈良美智についての章も楽しみにしていて、それなりに面白かったんだけど、私には奈良美智がなぜこんなに人気があるのか全くわからない。本人は好きだし、絵もかわいらしいとは思うけど、 そんなに安直に受け取ってよいの?と疑問に思う。確かに絵画的手法としても素晴らしいらしいけど、日本の若手層ではエモーショナルな受け止め方しかされてない気がする。今回の章でもハッキリと奈良さんに対しての批評はされていない。美術批評を買って読んだけど、それも同じだったな。ちゃんとした奈良美智論を読みたいですね。 あと、オリーブ少女とか個人的に全くわからず、あのまたの名をアキバ系・またの名をサブカル系の、「レース」「可愛い」「ひらひら」とか、全然理解不能だったのですが、今回この本を読んで少し理解が出来ました。 「考えてみれば、少女たちだけがひっそりと閉じこもった密室的世界は、「ひらひら」を生起させる磁場として、ふさわしかったかも知れない。何故なら「ひらひら」には、リボンやフリルのゆれる動きがその典型であるのだが、絶えず境界を移動させる自在さはあっても、宙空高く飛翔する自由さはないのだから。ゆり動かされた動きには、間もなく静まる時が訪れるのだ。なにしろ、ふとした身じろぎや、風の戯れで起こる「ひらひら的」な動きは、幻に似たはかなさを性としてをり、肉体のひろがり、自由への憧れは表現してはいても、それらは、所詮、「束の間の夢」であり、「虚なるもの に過ぎない。それだからこそ、「ひらひら」は、実利と結びつかぬ少女たちの憧れや実態を持たぬ幼い媚態と、見事に照応試合、交響し合ったのであろう。そして、目に鮮やかな「リボンとフリル」の動きと、おだやかな「繭の中のまどろみ」が、矛盾なく重なり合う「少女の時」の不思議さは、こうして出現することになる。 (本田和子「異文化としての子ども」ちくま文芸文庫) 本田さん、初めて読みましたが文章が魅力的で的を得てますね。

Posted by ブクログ

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品