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還れぬ家
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2013/02/28 |
JAN | 9784103814054 |
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還れぬ家
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小さい頃の母との関係から、家へ還れぬ主人公。認知症から肺炎をこじらせ病院から生あるうちに還れなかった父。認知症の父と親子、兄弟、嫁の関係、そして父の死後発生した東日本大震災を描いた私小説。題材が題材だけに、気が重く、なかなか読み進められなかったけど、いつかは訪れる親の介護など、い...
小さい頃の母との関係から、家へ還れぬ主人公。認知症から肺炎をこじらせ病院から生あるうちに還れなかった父。認知症の父と親子、兄弟、嫁の関係、そして父の死後発生した東日本大震災を描いた私小説。題材が題材だけに、気が重く、なかなか読み進められなかったけど、いつかは訪れる親の介護など、いろいろと考えさせられました。
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ご本人が父を介護し、見送るまでの記録。 また、生い立ちから家族関係まで。 記録的意味合いが強いのか、やや尺が長く、小説としては疲れた。 けれど、これが現実だと思えば、そういうものかも。 家族でもささいなきっかけで疎遠になるし、誰がどう見送るかは分からない。 母、柚子さんと父の関わ...
ご本人が父を介護し、見送るまでの記録。 また、生い立ちから家族関係まで。 記録的意味合いが強いのか、やや尺が長く、小説としては疲れた。 けれど、これが現実だと思えば、そういうものかも。 家族でもささいなきっかけで疎遠になるし、誰がどう見送るかは分からない。 母、柚子さんと父の関わり方、再婚である作者の奥様の寄り添い、女性は強く、たくましい。
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私小説家、佐伯一麦氏が語る実父の介護から死に至るまでの出来事と、その後の東日本大震災のこと。 連載小説形式で家族の恥部とも言えるような事実や葛藤を描く。自身の離婚と今も続くゴタゴタ、両親に近づこうとしない兄と姉、記憶も体も衰えていく父のことなど。私小説家として、ここまで書かなく...
私小説家、佐伯一麦氏が語る実父の介護から死に至るまでの出来事と、その後の東日本大震災のこと。 連載小説形式で家族の恥部とも言えるような事実や葛藤を描く。自身の離婚と今も続くゴタゴタ、両親に近づこうとしない兄と姉、記憶も体も衰えていく父のことなど。私小説家として、ここまで書かなくちゃならないのか。そんな覚悟、プライドを感じさせる作品だ。 そして、父の死の2年後、連載の途中に起こった大震災。著者の記憶や出来事の順番が混乱しているが、それも含めて「私」の一部として作者は記し続ける。 それにしても父親の認知症が進んでいく過程は読んでいてつらい。
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