ミュシャ パリに咲いたスラヴの華

千足伸行【監修】

• 販売会社／発売会社: 小学館
• 発売年月日: 2013/02/25
• JAN: 9784096820780

商品レビュー

2024/07/16

一度目にすると、その優美さに釘付けになってしまうミュシャの作品集。
アールヌーボー独特の曲線による構成が奇跡のような美しさを創り出しています。

出世作となったジスモンダを始めとするポスターやカラーリトグラフの数々。
当時のパリの華やかやな空気も感じられるよう。
日本においては竹久夢二の作品にミッシャの面影が見られます。
また、ミラコレ2025がコラボ商品を発表するなど、現代においても人気の高さがうかがえます。

そしてスラブ叙事詩。
華やかさから遠のき、パリ時代とは一線を画している作品群。
出自であるスラブ民族の歴史を絵画化したもので、民族の希望と明るい未来で埋め尽くされています。
完成からほぼ100年が経つ今、スラブ叙事詩のメッセージはとても重く突き刺さります。

2014/09/28

サラベルナール描いてた頃の画風が一等好きです。
若い頃の挿絵画家から故郷へ帰り故国への願いの元行動したところまで多くは写真で追って行く。からなずしも時系列順ではない。

池袋図書館726ミ

2013/05/14

ミュシャの美麗な絵を見ていたら展覧会に行きたくなった。
絵の一枚一枚に解説がついているし、ミュシャが生きた時代の説明も細かく勉強になる。
ベル・エポックの作品はどれも美麗でいいなぁ。