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水のはなし(1)
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 技報堂出版 |
発売年月日 | 1982/01/01 |
JAN | 9784765514347 |
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水のはなし(1)
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河川や海でおきる自然現象の解説や、ダムの種類・構造、治水に関する知識など、水に関連する雑多な話題についてのエッセイ。 台風により各地で堤防が決壊、緊急放流というトピックに際しダムの機能にも世論の注目が集まるという、タイムリーな状況で本書を読んでいた。 「日本は地形上大容量のダ...
河川や海でおきる自然現象の解説や、ダムの種類・構造、治水に関する知識など、水に関連する雑多な話題についてのエッセイ。 台風により各地で堤防が決壊、緊急放流というトピックに際しダムの機能にも世論の注目が集まるという、タイムリーな状況で本書を読んでいた。 「日本は地形上大容量のダムを建設する事が難しいこと、そもそも中流域の降水をカバーできないこと等を考えても、ダムに対する過大な期待は禁物。堤防機能の一部代替に過ぎないと考えるべき。」 という本書の指摘は、改めて重く実感させられる。 治水関係以外で面白かった章は、『12.川の水の源』。 川の水は全て雨水によって供給される、という現代人からすると当たり前の事実が、かつては当たり前で無かった(水循環を直観していたダヴィンチですら誤解していた)というのは新鮮な驚きだった。 言われてみれば雨が降っていなくても川は滔々と流れ続けているわけで、雨だけで水量を賄えるという考えはむしろ受け入れがたいかもしれない。
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