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一私小説書きの日乗
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一私小説書きの日乗

西村賢太【著】

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一私小説書きの日乗

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2013/02/27
JAN 9784163818306

一私小説書きの日乗

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商品レビュー

3.7

17件のお客様レビュー

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2026/01/07

初めは読み進めるのに骨を折ったが、段々と病みつきになり、最終的にはもっと読みたくなる。もうこの世にはいない作家の手記と思うとなんだか感慨深い。小説も同じなのだけど、それよりも強く感じるのは生々しい日常が綴られているからであろう。 「やはり、自分は小説を書いているときが一番楽しい」...

初めは読み進めるのに骨を折ったが、段々と病みつきになり、最終的にはもっと読みたくなる。もうこの世にはいない作家の手記と思うとなんだか感慨深い。小説も同じなのだけど、それよりも強く感じるのは生々しい日常が綴られているからであろう。 「やはり、自分は小説を書いているときが一番楽しい」最後のこの言葉に救われる気持ちになる。

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2026/01/02

「学びや教訓が一切ない」ことの潔さに、これほど救われるとは思わなかった。 凄まじい葛藤を描いた本を読んだ後、西村氏の「一旦棚上げして飲んで寝る」という開き直りに触れ、心がふっと軽くなるのを感じた。露悪的な振る舞いの裏に透ける繊細さや、孤独な夜の体温。読書とは、こうした他者の「業」...

「学びや教訓が一切ない」ことの潔さに、これほど救われるとは思わなかった。 凄まじい葛藤を描いた本を読んだ後、西村氏の「一旦棚上げして飲んで寝る」という開き直りに触れ、心がふっと軽くなるのを感じた。露悪的な振る舞いの裏に透ける繊細さや、孤独な夜の体温。読書とは、こうした他者の「業」に触れることで自分の中の言葉を組み替え、日常のバランスを整えていく作業なのだと、改めて確信させてくれる一冊。

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2025/02/02

芥川賞作家の 西村賢太の日記風の随筆集。 私は人の日記を読むのが大好きだ! 一日のうち、何をして何を食べてどこへ行き、どんな風に感じて床に就くのか。 時間はみな平等だが、使い方は千差万別。 人は一人一人違う、ということを如実に感じられるから。 この人はとにかく飲酒が多い。 酒...

芥川賞作家の 西村賢太の日記風の随筆集。 私は人の日記を読むのが大好きだ! 一日のうち、何をして何を食べてどこへ行き、どんな風に感じて床に就くのか。 時間はみな平等だが、使い方は千差万別。 人は一人一人違う、ということを如実に感じられるから。 この人はとにかく飲酒が多い。 酒ばかり飲んでいる。 朝、というより昼前に起床し原稿を書く。しかし人間たるものバイオリズムかあり、もちろん調子の善し悪しも日によって異なるから、何もせず1文字も書かぬまま夜を迎える日もある。 そして夜はまた飲酒。 それもビール1缶に日本酒、そして食べる量も半端ない。 弁当2つにおでん6個、それにチーカマやらウインナーにソーセージ。 だからあの体型だったのか、、、、と、これには妙に納得。 印税などの収入も赤裸々に記されており、作家としての夢を見させられる場面も。 こんなに稼げるなんて!!とワクワクした。 悔しくも彼は2022年に心疾患でこの世を去ってしまった。 ただ、彼の残した功績は大きく、少なくない人に勇気を与えただろうと思う。 人は這い上がれる。 堕ちるところまで落ちたらもうそれ以下は無い。 下克上上等の生き様を投影した作品が、面白くないはずがないから!

Posted by ブクログ