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中国共産党と資本主義
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 日経BP社/日経BPマーケティング |
発売年月日 | 2013/02/22 |
JAN | 9784822249458 |
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商品レビュー
4
2件のお客様レビュー
冷静で偏らない分析。改革開放の成果が「辺境」の力によるものという記述は、実感として納得できるものがある。 ただ格差、少数民族、周辺国との摩擦などの経済以外の要因を含めて考えた場合には、多少違う見方ができるかもしれない。
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1)毛沢東の考えた社会主義統治システムがソ連式のそれのデッドコピーではなかったというのは目鱗。 2)社会主義中国の政治経済の伝統を皇帝王朝時代に求めるのは個人的にきわめて同感。英米の学者は偉いですね。 3)郡県制を中央集権的なシステムと思ってたがロナルド・コースはむしろ地方分権的...
1)毛沢東の考えた社会主義統治システムがソ連式のそれのデッドコピーではなかったというのは目鱗。 2)社会主義中国の政治経済の伝統を皇帝王朝時代に求めるのは個人的にきわめて同感。英米の学者は偉いですね。 3)郡県制を中央集権的なシステムと思ってたがロナルド・コースはむしろ地方分権的なアプローチととらえそれが1)をもたらしたと考えてる。 4)彼は中国経済の将来については楽観派だけど、もちろん手放しに楽観してるわけではない。アイデアの自由な交換が達成されなければ発展は続かないとしてる。それにも楽観的なんだけど、問題は中国の歴史を通じてそんな結構なものは存在しなかったのに何故楽観できるのかというのが私の疑問。唐の時代には達成されてたあるけど、そんな昔のこと参考にはならないでしょう。 5)中国指導部が社会主義の理想をあまりにも盲目的に信じてることを著者は度々強調する。なぜそうまで信じられるのか常々疑問だったけど、それは2)をみればわかる。 6)改革開放以降の試行錯誤右往左往を通時的に記述してるので、中国が一晩のうちに急に金持ちになったと考えがちな向きにはオススメ。
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