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江戸の小判ゲーム 講談社現代新書
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2013/02/16 |
JAN | 9784062881920 |
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江戸の小判ゲーム
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商品レビュー
4
11件のお客様レビュー
この本はおもしろい。50年に一度の借金棒引きの意味。 幕府の役人も武士だけでなく、町人の生活安定のためにいろんな施策を実施していたのだな。 ただ、やはり、武士だけだと、頭でっかちなので、町年寄のアドバイスとか、実際の経済分析から新施策を考案したり。
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活字化された史料から近世の経済や金融の記事をつまんできて、主に寛政年間の経済政策立案過程や、元文から文政までの貨幣改鋳についてまとめた本。 定信政権が棄捐令、物価引き下げ令、七分積金、町会所設立といった政策をどのように作り上げていったかを追っているところは割と面白い。教科書だと...
活字化された史料から近世の経済や金融の記事をつまんできて、主に寛政年間の経済政策立案過程や、元文から文政までの貨幣改鋳についてまとめた本。 定信政権が棄捐令、物価引き下げ令、七分積金、町会所設立といった政策をどのように作り上げていったかを追っているところは割と面白い。教科書だと単語を覚えるだけで終わるけど、それぞれの政策が絡み合っていたことがわかって興味深い。 ただ全体的に納得できないところが多い。借金帳消は50年に一度、世の中のリセットとしての貨幣改鋳、貨幣改鋳の目的は出目の獲得にあらず、均衡関係にあった公儀・武家・商人、などなど議論を単純化しすぎている。「金銀不融通」「国恩」といった言葉の理解や、幕府が紙幣を発行しなかった理由など、違和感を覚えるところも多々ある。 文章そのものも砕けすぎていて、読みづらいを飛び越して不愉快。全体通して軽薄に見えるし、むしろ内容の信頼性を損なう。こういった書き方は勘弁してほしかった。
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歴史学者がゲーム理論に出会った結果、享保、寛政、天保の三大改革がおよそ50年に一度行われた借金棒引き令を、こんなにも面白く見ることができる本が生まれた。貨幣を改鋳する幕府。幕府が利益を得んがための施策と誤解されていたが、小判の退蔵をさせないため崇高な思いがあったことに感動すら覚え...
歴史学者がゲーム理論に出会った結果、享保、寛政、天保の三大改革がおよそ50年に一度行われた借金棒引き令を、こんなにも面白く見ることができる本が生まれた。貨幣を改鋳する幕府。幕府が利益を得んがための施策と誤解されていたが、小判の退蔵をさせないため崇高な思いがあったことに感動すら覚える。金銀について「この世上の宝を、一己の私として占用し、こっそり隠し置くなんて心得違い」の一文に賛同。金は天下の回りものなのだ。もっとも銀行業のなかった江戸の話ではあるが……
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