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空を制するオバマの国家戦略 中国、日本を手玉に取る巨大軍事産業
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 実業之日本社 |
発売年月日 | 2013/02/01 |
JAN | 9784408109770 |
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空を制するオバマの国家戦略
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知り合いの方から教えていただいて購入。この本は面白い。 湾岸戦争と尖閣問題は酷似している。イラクのフセインは、当時アメリカ大使の『アメリカはアラブ同志の紛争に関与しない』という言葉を『侵略黙認』と勘違いさせられ、アメリカの同盟国クェートに進行した。しかしこれはアメリカの罠であり...
知り合いの方から教えていただいて購入。この本は面白い。 湾岸戦争と尖閣問題は酷似している。イラクのフセインは、当時アメリカ大使の『アメリカはアラブ同志の紛争に関与しない』という言葉を『侵略黙認』と勘違いさせられ、アメリカの同盟国クェートに進行した。しかしこれはアメリカの罠であり、結局湾岸戦争によって潰される。尖閣付近にはクェート同様石油が大量に埋蔵されている。イラクを中国に、同盟国クェートを同盟国日本に、と置き換えれば状況は全く同じ。今回も『日中の領土問題にいずれにも与しない』としたアメリカのサインを『承認』と取った中国は尖閣諸島付近で存在をあらわにしている。中国が軍拡をすれば、フィリピン、ベトナム、日本などのアジアの周辺国に軍需の波が押し寄せ、最新兵器がボーイングを始めとするアメリカ企業から膨大に輸出されアメリカ経済を拡大する構造となっている。なんと賢い戦略だ。 戦争だけでなく、民間航空会社の航空機需要としても中国は非常に魅力的なマーケットである。これまで中国主席がアメリカのボーイング社から航空機を買い付けることは、政治交渉の1つの切り札とされてきた。これと引き換えに何かと無茶な要求をアメリカに呑ませてきたのである。しかし、最近はドイツのメルケル首相の強力なプッシュでEUのエアバスと中国企業が非常にタイトに結びついている。中国企業の独自の機体はエアバスの形状と酷似しており、様々な部品も共有可能だ。エアバス側のこれらのアプローチはアメリカ経済をぐらつかせる。今後もこのマーケットの奪いは注目に値する。 アメリカの『全地球即時攻撃プロジェクト(PGS計画)』とは、地球上のいかなる場所にある核兵器でも10数分から1時間以内に破壊するプロジェクトで、オバマが全力をあげて開発中である。核の無い世界をめざすと言いながら、敵に核があっても負けないアメリカが確立される。今後日本は核を持つのか? それとも核を持てないので、これを買うハメになるのか?
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