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美母と義姉と侵姦犯 フランス書院文庫
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美母と義姉と侵姦犯 フランス書院文庫

但馬庸太【著】

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美母と義姉と侵姦犯 フランス書院文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 フランス書院
発売年月日 2013/01/25
JAN 9784829619094

美母と義姉と侵姦犯

¥660

商品レビュー

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2014/01/19

昨今の王道的相姦凌辱を忠実に踏襲

作者の6作目にあたるが、2作目に『美母と叔母と相姦犯』という紛らわしいタイトルがあるので要注意。よく見ると違うことは分かるが、語感が似ていることもあり、本作は「義姉」と「侵姦犯」で区別する必要がある……とは言っても、メインを実母(2作目は37歳の「陽子」に対し、本作は38歳の「瑛...

作者の6作目にあたるが、2作目に『美母と叔母と相姦犯』という紛らわしいタイトルがあるので要注意。よく見ると違うことは分かるが、語感が似ていることもあり、本作は「義姉」と「侵姦犯」で区別する必要がある……とは言っても、メインを実母(2作目は37歳の「陽子」に対し、本作は38歳の「瑛子」)とする基本的なテイストは大体において同じである。これをマンネリと断じるのは容易いが、骨太な作風で実直に作を重ねる姿勢には、内容が良いだけに敬意を払いたい。 全7章立ての前半3章で陥落させられるのは実母である。和やかな雰囲気で始まり、高校生として年相応の反応をも当初は見せる主人公のキャラについては、後の魔少年的豹変への振り幅こそ多大だったものの、これならばいっそのこと最初から仄暗い劣情や歪んだ恋情を抱えていた方がスムーズだったんじゃないのかな~?と思わなくもないが、凛とした佇まいでキリッとした美貌の実母が家の中で見せる無防備な出で立ちに誘発される形で凌辱は始まる。以前より実母にオンナを見て恋焦がれてもいた主人公の歪んだ愛情が『窮鼠猫を噛む』的な状況下に陥ったことで顕現する訳だが、そこからは凌辱に次ぐ凌辱である。 母として気丈に振る舞い、かわそうとし、いなそうとし、果ては怒りの感情まで見せて抵抗する実母だが、再婚相手を3年前に失った未亡人でもある空閨の間隙を突かれた形でもあるため次第に感応してしまう。その魅惑の反応が実にいやらしく描かれている。最近は他の作品でも定番化されつつある、いわゆるポルチオ性感帯(Pスポット)を責められる描写が続くため、「奥はダメっ」と叫びながら昂ぶり昇ってイク実母は被虐の淫猥さに溢れている。 亡夫の連れ子として登場する義姉は大学院に居残りがちな22歳の生娘。久方振りに帰ってきたら家の中の雰囲気が少しおかしいような、そんな兆候を感じ取るところから始まる。その後は、まぁ、「黒本」では定番の母子相姦場面に出歯亀的に出くわす流れから主人公の矛先が向く展開ではあるが、信頼し切っていた母の変貌や、憎からず想っていた主人公(義弟)の豹変に戸惑い、疑念を抱くといった心情描写をその前段階に盛り込むところはヒロインを2人ともしっかり描こうとの作者の意思を感じるところでもある。 最終的に主人公を頂点とする主従関係が完遂されるのは、これまた最近の「黒本」ではお馴染みの結末ではあるが、その途中では実母や義姉が一度は主人公の元から逃げ出そうと画策したり、あるいは拒絶の懇願にも全く耳を貸さずに貫き捲る主人公だったりと、今回はより凌辱色の強さも感じた描写と破滅的なテイストが醸されたことで、甘い雰囲気すら漂う最後の最後には逆に妙な読後感の良さも感じたりするのが不思議である。

DSK

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