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露壜村事件 生き神少女とザンサツの夜 角川文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 角川書店/角川グループパブリッシング |
発売年月日 | 2013/01/25 |
JAN | 9784041006603 |
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露壜村事件
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商品レビュー
3.9
17件のお客様レビュー
友人の兄に呼ばれて訪れた、奇妙な名前の村。 そこで起きる、惨劇。 旧家に遺産相続に、雪に閉ざされてしまっている村という ミステリー王道がぎゅぎゅっと詰まった設定でした。 と思ったら!? な展開になってしまいましたが。 上に立っているからこそ、気が付かなかったのか そうするのが...
友人の兄に呼ばれて訪れた、奇妙な名前の村。 そこで起きる、惨劇。 旧家に遺産相続に、雪に閉ざされてしまっている村という ミステリー王道がぎゅぎゅっと詰まった設定でした。 と思ったら!? な展開になってしまいましたが。 上に立っているからこそ、気が付かなかったのか そうするのが普通だったのか、と聞かれたら後者かと。 人の平和と自分の平和は違うもの。 平等に幸福があるのなら、どこからかもらわねば 多く摂取できないもの。 まざまざとそれを見せられた気分です。 しかし最長老たる彼女は、あれを渡して どうするつもりだったのか。 途中どころでなく参加した兄が、飲んでしまえば…とか 思っていたのでしょうか?
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こういう結末は「なし」なんだろうなと思っていた種類の結末の小説が読めて、嬉しい気分に。 ハテナとクロちゃんの関係性もちょうどいい速度で進行しているのが心地いい。 犬神さんの「空気読まないけど、空気に溶け込む」ところがツボでしょうがないです。 早く次が読みたいな。
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このシリーズをミステリーなどと思ったらいけない。 あくまでミステリー的なライトノベルなのだから。 完全にキャラ読みをしている身としては、ミステリーに分類することも迷ったほどで・・・。 シリーズ第3作目となく「露壜村事件」は、ほとんど犬神清秀の出番はない。 「えっ?いまごろ?」と突...
このシリーズをミステリーなどと思ったらいけない。 あくまでミステリー的なライトノベルなのだから。 完全にキャラ読みをしている身としては、ミステリーに分類することも迷ったほどで・・・。 シリーズ第3作目となく「露壜村事件」は、ほとんど犬神清秀の出番はない。 「えっ?いまごろ?」と突っ込みたくなるくらい後半に、申し訳程度に顔を出す程度だ。 それでもしっかりと謎を解いてしまうあたりは、イヤになるくらい小説的なのだけれど。 いつも通りに今回も果菜のかわいさが炸裂している。 白々しい計算もなく接してくる果菜に対して、中途半端に男らしい黒彦がなかなか笑える。 それにしても帯に書かれている「ミステリへの挑戦状」という文面。 煽り文句としてはいいのだろうけれど、「帯にある言葉を信じちゃいけない」を経験できるという・・・微妙な面白さを感じた。 書店で帯買いをしてはいけない!!とつくづく思う今日このごろ。 果菜が好きすぎてシリーズ全巻を買い続けている自分が言うのも説得力がないけれど。 とにかく、読みやすさだけは抜群だった。 短時間で読破できるのは間違いない。
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