河井道と一色ゆりの物語 恵みのシスターフッド

一色義子【著】

• 販売会社／発売会社: キリスト新聞社
• 発売年月日: 2012/12/24
• JAN: 9784873956251

商品レビュー

2015/09/24

恵泉女学院の創始者・河井道と親密な「主にある家族を築いた一色ゆりと夫、娘」。信仰による家族の素晴らしさ！。恵泉がこのような純粋な信仰の背景から生まれたとは。津田塾での2人の出会い、多くの女性たちの救い！素晴らしい記録である。2人の女性たちがイエス・キリストに従い抜き、1953年、54年に相次いで天に召されていく場面は感動的。恵泉が立ち上がった際の、逸話は正に神の奇跡。現金がない中で、土地・学校建物の購入契約をし，正にその日に米国の友人からその額の献金が到着したという。河井道は素晴らしい女性教育者として世界でも評価されていたようだ。マッカーサーの側近と言うべきボナ・フェラーズとの縁も語られているが、映画「終戦のエンペラー」ではボナとゆりが恋人同士にされてしまった！非常に残念な改竄だと感じた。