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カナダの教訓 超大国に屈しない外交 PHP文庫

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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | PHP研究所 |
発売年月日 | 2013/01/04 |
JAN | 9784569679525 |
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カナダの教訓 超大国に屈しない外交
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カナダの教訓 超大国に屈しない外交
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商品レビュー
3.7
9件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
2013年(底本1992年)刊。著者は元カナダ駐在公使、元防衛大学校教官。ミドルパワーとして独自外交を展開してきたと称されるカナダ。駐加経験、国際情報局局長経験が生きたのか、類書の少ない米加外交の内幕、カナダ国内問題と外交との関連性を、主に戦後に関して簡明に解説。珍しい情報なので読んで損はない。勿論、日本と事情は異なるが、①対米外交は米国議会対策が不可欠、②情報・根拠・哲学に基づく一貫した政策であれば、長期的には米国は承認、③米国世論を味方につけるプロパガンタの重要性(議会対策の意味も付加)は知るべき。 一方、米国議会や外交政策に関する情報収集、米国人の知日派養成、日米での外交担当者・政治家間での個人的パイプ形成のノウハウ不足の解消は、真摯に取り組むべき課題(現在の日本は国際政治大国ではないのは明らか)か。著者も国際情報局勤務、各国公使を歴任したのだから、陰謀史観とされがちな日米外交論でなく、この種の本をもっと著作したらよいのにと。もっとも、本書の舌足らずな記述は問題。特にカナダ国内問題(ケベック問題等)や世論が、外交政策に与えた影響の解説は少なく、米国議会対策の実像・実例紹介は詳細とは言えない。 米国議会対策を外交目的成就のために考慮しなければならない、という点は本来は筋違いであり、カナダ政権担当者もそれを理解していた。しかし、議会対策を軽視したために、結果、外交目的を達しえなかった苦い経験がこう言わせている以上、筋論を通すだけで足りない米国相手の交渉の真理をついていることは否定しきれない。
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カナダは最初からアメリカと仲が良かったわけではない。アメリカはカナダの自立を快く思わない。様々な圧力をかけてくる。 WW"以降、カナダは掲示的、政治的独立を求め、アメリカに対してしばし対峙する。 WW2はカナダを武器供与国にしカナダを工業国にする。 カナダの首相がアメリ...
カナダは最初からアメリカと仲が良かったわけではない。アメリカはカナダの自立を快く思わない。様々な圧力をかけてくる。 WW"以降、カナダは掲示的、政治的独立を求め、アメリカに対してしばし対峙する。 WW2はカナダを武器供与国にしカナダを工業国にする。 カナダの首相がアメリカの大統領よりも上にいると思っている、感じた時にアメリカ、カナダの関係は崩壊が始まる。
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カナダ。 悪いイメージはない。というか何も知らないだけかも。 首相が誰かわからないし、ましてやアメリカとどのような外交をしてきたかなど全く知らなかった。 勉強になった。
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