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新・雨月(上) 戊辰戦役朧夜話 徳間文庫
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新・雨月(上) 戊辰戦役朧夜話 徳間文庫

船戸与一【著】

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新・雨月(上) 戊辰戦役朧夜話 徳間文庫

定価 ¥754

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 徳間書店
発売年月日 2013/01/04
JAN 9784198936488

新・雨月(上)

¥220

商品レビュー

3.4

6件のお客様レビュー

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2024/12/08

船戸氏の本は48作目。これでゴルゴ13のノベライズ3冊(船戸 与一 (著), さいとう・ たかを (企画・原案)) と豊浦志朗名義のルポルタージュ2冊と原田健司名義の1冊、愛知大学東亜同文書院ブックレットの愛知大学での講義(小説ではない)を除けばすべて読んだことになる。その詳細は...

船戸氏の本は48作目。これでゴルゴ13のノベライズ3冊(船戸 与一 (著), さいとう・ たかを (企画・原案)) と豊浦志朗名義のルポルタージュ2冊と原田健司名義の1冊、愛知大学東亜同文書院ブックレットの愛知大学での講義(小説ではない)を除けばすべて読んだことになる。その詳細は→ https://takeshi3017.chu.jp/file0/funado.htmlにまとめた。まぁ、あと読むとしたらゴルゴ13かな。本書は独自の船戸史観から戊辰戦争で闘った歴史の敗者達を描くスケールの大きな物語。会津藩士の直情径行な青年士官・奥垣右近、長州藩の潜入工作者で冷徹な観戦武官でもある物部春介、長岡藩の河合継之助に付き従う元博徒で忠実かつ有能無比の下士官像の布袋の寅蔵という3人の架空の語り手を登場させ物語は3方向から進行する。戦争を描いている事もあるがいつも通りの血なまぐさい展開で、思わず目をそむけたくなるようなショッキングな場面も出てくる。これはのちに書かれる満州国演義シリーズでもいえることだが。戊辰戦争というと江戸無血開城でその趨勢がほぼ決まったようなイメージをこれまでは持っていて、その残党の戦いのように思っていたのだが、本書を読むと奥羽越列藩同盟がいかにかたくなに薩長軍に対し抵抗したのかが朧気ながら伝わってくる。奥羽越列藩同盟に加わりながら裏切った藩や、最初から加わらなかった藩、薩長の手柄の取り合い、東西両軍の戦力差・使用した武器の性能の違いなど様々な要因が絡み合い最終的に『会津戦争』の終了をもって本書は大団円を迎える。詳細→ https://takeshi3017.chu.jp/file10/naiyou10148.html

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2019/12/17

世に明治維新と褒めそやさるが実際にはそんなたいそうなものではなく、 単なる権力闘争に過ぎないことがこの本でも示されている。 薩摩、長州の田舎侍が江戸では、否、全国では馬鹿にされるため、 幼い天皇を担ぎ出し、この錦の御旗をもとに東日本の幕府勢力を潰しにかかった。 それが証拠には西軍...

世に明治維新と褒めそやさるが実際にはそんなたいそうなものではなく、 単なる権力闘争に過ぎないことがこの本でも示されている。 薩摩、長州の田舎侍が江戸では、否、全国では馬鹿にされるため、 幼い天皇を担ぎ出し、この錦の御旗をもとに東日本の幕府勢力を潰しにかかった。 それが証拠には西軍(筆者は官軍とは呼んでいない)が天下をとると、 慌てふためいて政治とはどうすべきものか欧州に勉強に行った。 それまでは政治に対するビジョンなんてものは無く、 ただ自分たちが天下をとることのみ専念した。 しかし、この成功、自信が後に薩長独裁政権へと移行し、 天皇を頂点とした軍事国家が出来上がったのである。 そのあたりを船戸与一は『満州国演義』で端的に示している。 江戸幕府そして戦前の軍国主義国家においては 農民や市民は単なる納税者で一兵卒でしかなかった。 いわんや全人口の半分を占める女性の参政権など目にもくれなかった。

Posted by ブクログ

2013/09/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

<上>2013.9.3~17 <中>2013.9.17~25 <下>2013.9.25~10.7 「正史」に対して「叛史」という視点で幕末の奥羽越戦争が描かれている。密偵、間諜を使った情報戦や北方政権構想、幕府御金蔵、略奪・凌辱の描写が”当然、あっただろう”と思わせて新しい。特に北方政権構想が実現していれば日本の南北戦争になったはずで、歴史が変わっていたのは確実と思われる。しかし奥羽越には西郷・大久保・岩倉がいなかった・・・

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