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漫画・居酒屋のつまみを劇的に旨くする技術 メディアファクトリー新書
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漫画・居酒屋のつまみを劇的に旨くする技術 メディアファクトリー新書

筆吉純一郎【著】, 伏木亨【監修】

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漫画・居酒屋のつまみを劇的に旨くする技術 メディアファクトリー新書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 メディアファクトリー
発売年月日 2012/12/27
JAN 9784840149280

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漫画・居酒屋のつまみを劇的に旨くする技術

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商品レビュー

3.6

9件のお客様レビュー

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2024/01/22

居酒屋は大好きです ってな事で、伏木亨 監修、漫画家 筆吉純一郎の『居酒屋のつまみを劇的に旨くする技術』 これ読んだら絶対に居酒屋行きたくなる 漫画と文章でお酒とつまみのペアリング等、居酒屋がより楽しくなるはず♪ 2019年51冊目

Posted by ブクログ

2021/03/01

 居酒屋で「とりあえずビール」から始まって、漫然と食べたいものを注文していくというスタイルから脱却できる(かもしれない)本。文具会社?に勤める独身の主人公が、行きつけの居酒屋でバイトの女の子から色んな蘊蓄を教えられるという漫画に、なぜそうなのかという、京大の先生監修の科学的な説明...

 居酒屋で「とりあえずビール」から始まって、漫然と食べたいものを注文していくというスタイルから脱却できる(かもしれない)本。文具会社?に勤める独身の主人公が、行きつけの居酒屋でバイトの女の子から色んな蘊蓄を教えられるという漫画に、なぜそうなのかという、京大の先生監修の科学的な説明が加えられるという本。  ビールに塩のキャベツが美味しい理由、から始まって、味が薄いものから濃いものに食べていき、どのタイミングでどの日本酒を飲むかとか、焼き鳥の食べ方とか、最後は大人の酒の楽しみ方まで。あっという間に読めてしまう手軽さのわりに、分かりやすく頭に残りやすい蘊蓄がちりばめてあって、意外と楽しめる。  なんといってもこの手の漫画はビールや食べ物が「ドン」と出てきたり、小鉢が「コト」っと出てきたりという描写がたまらない。  あとはうんちく話。科学的に理にかなっている、というお墨付きが得られると、知らないよりも美味しく食べられるかもしれない。特におれがへえ、と思ったところのメモ。まず和風の居酒屋メシにワインは合わせにくい、ということ。「どんなドライな城ワインでも、日本酒に比べると甘味と酸味が強く、料理の味と争ってしまうようです。」(p.60)とか、確かに和食でワイン、という発想はやっぱりないなあ。日本酒飲めないならともかく。あとはなぜ人は油を欲するのか、という仕組みは明らかにされていないらしいが、「味を感じる味覚のメカニズムとは異なる経路で感じていることは確認されて」(p.85)いるらしい。p.86の「あっさりした煮物に油1滴」というテクニックは京料理でもあるらしく、料理する人は知っていることなんだろうか。意外だった。あとは糖質制限でよく勧められるタンパク質。肉はいくらでも食べていい、というのが魅力的に聞こえる一方、「人間は肉をたくさん食べられない」(p.121)仕組みがあるらしい。あと、炭水化物をほとんど摂らずに酒を飲んだ後、本当に炭水化物が欲しくなってどうにもこうにもならなくなるのは、「アルコールが入ると血糖が低下し始め」(p.122)るからなのか?どこかで理由を知った気もするけど忘れた。第13話からは、「大人の味」、「美味しいものを少しずつ」、「酒は一人で飲むもの」という、大人の酒の楽しみについて。だんだんそういう年齢になってきている証拠なのか、あるいは一緒に飲む人にそういう人が多いからなのか、この3つの話は面白かった。「派手な味わいを堪能し、卒業すると、今度は絶頂に至る前の味が好きになっていったりする。余計な味を削っていった空白部分を、自分の経験で足しながら味わっている、といえましょうか。(略)修練によって、味わいを補いながら食べられるようになる。するとどんどん淡い味のなかにあるおいしさが感じ取れるようになる。いうなれば、経験と精神の成長が必要な味なの」(pp.169-70)だ、とかすれば、京大の和文英訳みたい?「おいしさとは、実際に満足感を得ながらも、半分は『もっと食べたい』というせつなさが残るような状態のとき、最も感じるものなのです。渇望感が薄れていくと、だんだん一口目に感じたおいしさも薄れていきます。おいしさが、満足感に代わるです。」(p.182)なんか京大の練習としてどうだろう。とか、変なことを楽しみながら読めたのも良かった。(21/03/01)

Posted by ブクログ

2014/06/19

【順番という技術】 安居酒屋のつまみなんか、おいしくなくてもしかたない、と諦めずに、知識と工夫でおいしくしよう、という出だし。その意気やよし。 油の効能やら温度や色といったウンチクもあるが、通底しているのは「順番」であろう。順番によって、おいしさがずいぶん変わる。その順番をリ...

【順番という技術】 安居酒屋のつまみなんか、おいしくなくてもしかたない、と諦めずに、知識と工夫でおいしくしよう、という出だし。その意気やよし。 油の効能やら温度や色といったウンチクもあるが、通底しているのは「順番」であろう。順番によって、おいしさがずいぶん変わる。その順番をリセットするために食べるものもある。 主人公のオヤジは、年の割にオヤジ習熟度が低すぎる。そして押しも弱い。イライラするのである。そんなことも知らないのか、と読者を優位にたたせるためのスケープゴートでもあろう。かたやヒロインは幼少の頃からうるさい親父にいろいろなことを叩きこまれ、歩くwikipedia状態ではあるが、それは必ずしも幸福ではない人生であった。他山の石としよう。新書を劇的に面白く読む方法を開発中である。特定名称酒の説明のなかに「生酒」が入っている。そのワケを考えたりする。

Posted by ブクログ

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