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ITロードマップ(2013年版) 情報通信技術は5年後こう変わる!
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 東洋経済新報社 |
発売年月日 | 2012/12/22 |
JAN | 9784492581001 |
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ITロードマップ(2013年版)
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商品レビュー
3
5件のお客様レビュー
・ビックデータ→ Hadoop=オープンソースの分散処理技術 NoSQL=非構造化データ、not only SQL ・M2Mマシン・トゥ・マシン→ 精算機のデータを活用、スマホ、地図、ICカード連携 ・ダイナミックケースマネジメント→ 仮説検...
・ビックデータ→ Hadoop=オープンソースの分散処理技術 NoSQL=非構造化データ、not only SQL ・M2Mマシン・トゥ・マシン→ 精算機のデータを活用、スマホ、地図、ICカード連携 ・ダイナミックケースマネジメント→ 仮説検証を実現するソリューション ・オムニチャンネルコマース→ すべてのチャネルを最適な組み合わせで連携させる ・位置情報の活用→ スマホとGPS、インストアナビゲーションとの連携
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ITをビジネスに活用していたり、IT業界に勤めている人がメインターゲットの一冊。 一年ごとに野村総合研究所から出されている本で、2013年版で8冊目だそうです。本書では注目される分野をピックアップして、それぞれの今後5年間のITロードマップ予想を示しており、ITに関する仕事をする人にとって、業界動向を探ったり、知見を得るために有用な一冊ではないかと思います。 以下、堅苦しい内容が多いですが、私が着目した部分、面白いと思った部分のメモです。 2011年版、2012年版は、クラウドとどう向き合うかインフラ寄りの話題が多かったです。一方、2013年版は「スマートフォンをはじめとしたスマートデバイス」「ビッグデータ」に注目した内容が多くなっています。 スマートデバイスに関しては、企業側としては顧客と接する新たなチャネルとなっていること、位置情報を利用したプッシュ情報の通知といった、今まで出来なかったことが色々と出来るようになってきて勢いのある分野です。他にも、保険会社が提供しているソフトがGPSや加速度センサーの情報を用いて安全運転だったかどうかの情報を残したり、医療機器の使用時間や回数といった情報をセンサーを通してスマホに送信し更にサーバに情報送信して患者の情報を管理したりといった、多種の分野で有用な事例が多いようで、こんなことにも活用できるんだと感心しました。 ビッグデータとは、要は今まで分析できなかったような巨大なデータのことです。最近は、サーバやストレージの性能が年々向上していたり、SSDのような高速に読み書きできるデバイスも普及してきました。また、Hadoopというソフトを用いることで多数のサーバを用いてビッグデータの解析をできるようになってきました。ただ、ビッグデータから有用な情報を引き出せるデータサイエンティストはまだまだ少ないのが実情です。データサイエンティストは、統計学の知識、Hadoopや統計解析用のソフト(RやSAS)などのソフトを使用する技術、ビジネス・業務への深い理解など、広く深い能力が求められるので、そう簡単になれるものではなく、市場価値はとても高そうな感じです。 また、本書では、技術面の話だけではなくプライバシーといったポリシー面の問題や、経験とセンスの良さといったコンピュータとはまた別の視点の話も紹介されています。 プライバシーについては、SNSやスマートフォンの提供する様々な情報(位置やメールアドレス、その他色々)など、企業が得られる情報は色々ありますが、やはり個人情報の扱いに注意する必要があること。そのためには、蓄積する情報を必要最低限の項目に絞ったり、個人を特定できないようにあいまいな情報に加工したり、暗号化したりと色々考えないといけないようです。 勘とセンスのよさについてですが、「ダイナミック・ケース・マネジメント」として紹介しています。それによるとビッグデータで分かることもあるけれど、コンピュータによる解析だけでは分からないこともある。分析結果から勘・経験・センスをもって仮設をたて、それを検証する。これを短いサイクルでまわしていくことが勝ちパターンにつながっていくのだと書かれています。なので、コンサル的な視点、マーケティング部門のようなものの見方が欠かせないということになります。 こんな感じで、ITの分野は日進月歩で様々な進展があって目まぐるしいですね。個人的にはビッグデータが本当に楽しめそうな分野で、最近注目しています。
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読み終えるのにかなり時間がかかってしまった。網羅的なので、興味のある分野以外はなかなか頭に入りにくい部分があった。以前読んだ版に比べると革新的なトピックスは少なかったと思う。
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