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和僑 農民、やくざ、風俗嬢。中国の夕闇に住む日本人
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 角川書店/角川グループパブリッシング |
発売年月日 | 2012/12/15 |
JAN | 9784041103050 |
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和僑
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商品レビュー
3.7
21件のお客様レビュー
自分自身が旅行者という身分だったからか、旅行中に「異郷で暮らす人びと」に興味を持つようになった。なかでも、中国人はいろいろな場所で目にした。 イラク北部のクルディスタンでも中国資本の商業ビルが建っていたし、ネパールのカトマンズでは小さな中華街が建設中だった。ヨルダンでは、春をひ...
自分自身が旅行者という身分だったからか、旅行中に「異郷で暮らす人びと」に興味を持つようになった。なかでも、中国人はいろいろな場所で目にした。 イラク北部のクルディスタンでも中国資本の商業ビルが建っていたし、ネパールのカトマンズでは小さな中華街が建設中だった。ヨルダンでは、春をひさぐ小姐たちの店で一夜を明かさせてもらったりもした。本国内外を問わず、安くて味の保証された中華料理には幾度となくお世話になっている。まったく、中国人はたくましく生きている。 (この本が定義する)「和僑」=「中国で暮らす日本人」は、いわゆる「勝ち組」だけに限らない。彼らはどうして中国に流れ着いたのか、彼らの目に中国はどう映るのか。 国家としての「中華人民共和国」ではなく、地域の名称としての「中国」が好きだという筆者の論調は、ちょっと暑苦しいと思うところもある。それでも共感を覚えてしまうのは、やっぱり僕も「中国」が好きだからだろう。
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否応なしに「日本人としてのアイデンティティ」を意識させる国、中国。好き嫌い、良い悪いを超えた長い長い歴史の中で地理的文化的に密接に絡み合い、避けては通れない国に渡った日本人達を追ったドキュメント。 時折見せる著者の結論ありきの文章が鼻につく部分も多少あるが、中国という国に古き良き...
否応なしに「日本人としてのアイデンティティ」を意識させる国、中国。好き嫌い、良い悪いを超えた長い長い歴史の中で地理的文化的に密接に絡み合い、避けては通れない国に渡った日本人達を追ったドキュメント。 時折見せる著者の結論ありきの文章が鼻につく部分も多少あるが、中国という国に古き良き日本を見出す和僑の視点は面白かった。
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境界の民が面白かったので、違う著書もと思い読んでみました。 上海に住む日本人たちへの取材、考察が興味深かったです。 「和僑」は、「華僑」をもじって作られた、新しい造語のようです。私はこの本で初めて知りました。
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