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カラスとの過ごし方 シャレード文庫
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カラスとの過ごし方 シャレード文庫

朝丘戻【著】

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カラスとの過ごし方 シャレード文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 二見書房
発売年月日 2012/12/20
JAN 9784576121727

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カラスとの過ごし方

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商品レビュー

3.6

13件のお客様レビュー

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2016/04/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

積読だったので、本棚の整理がてら読破。 人それぞれ愛の形がある、それには賛成。オチがBLじゃないとかNLは認めないとかそんなことを言うつもりもない。ストーリー自体がダメだったわけでもない。 ただ伝えたいことが伝わらなかった。主の話の始まりと終わりが乖離してる気がする。要はちぐはぐかな、という感想。 ふうん、そっか。で?としか言いようがない。キャラが薄い。薄いわりに設定にリアリティがない。 BLはファンタジー!ではなく、リアリティな恋愛であると言いたいのであればもう少し練って欲しかった。 ぶっとんだ非日常でもリアルな現実でも、それを貫いてくれれば評価は高かったかなあと。わたしの中では惜しいかな。

Posted by ブクログ

2015/06/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

幸一とカラス先輩はズブズブの共依存関係だなぁ……というのが一読しての感想。 生きる気力を完全に失ったカラス先輩にとっては自分を繋ぎ止めてくれる幸一は手離せない存在だったんだろうけど、半ば飼い殺しのように見えて辛い。 真剣に恋をしてお互いに向き合った結果として、こういう選択を選ばざるを得なかったんだろうなと。 「先輩を放って置けない、一人にしたくない」と友人や恋人との関係に支障が出るまで二人でいる事に逃げ込んで行くあたりは見ていて痛々しくて堪らなかった。 澱のようにぐらりと揺れる感情が穏やかにそっと掬い上げられていく透明感溢れる文章はどうしようもなく一つ一つが胸に突き刺さりました。 どうしようもなく悲痛でありながら、人と人がぶつかり合い、感情を重ね合う喜びがここにはちゃんとあって、そういった意味では幸一とカラス先輩の時間は幸福な時間だったとそう言えるのかもしれない。 幸一との別れのその後、互いの喪失の痛みを受け止め合い、共に生きていこうと思える光久に出会えてよかったね、という気持ちでいっぱい。 光久と二人で笑っている挿絵の屈託のない穏やかな二人の笑顔に胸がつぶれそうになりました。 光久のまっすぐな強さは、文字通り「光」そのものとして暗闇を照らしてくれるような清々しさが心地よかったです。 嫉妬や苛立ちをぶつけながら和隆の弱さも優しさも迷いも全て受け止めて、自分の中で生き続ける木生先輩ごと受け止めて愛そうとしてくれた和隆を可愛い、とまっすぐに愛して共に生きていく覚悟を決めた光久の強さと優しさは見ていて心地よかったです。 幸一の煮え切らなさに若干イライラしたのできっちり啖呵を切ってくれた辺りには「いいぞよくやった!もっと言え!」的なカタルシスがあったり(笑) あとがきで朝丘さんが言っている「本当に書きたい物」が色濃く出た、清々しく穏やかな物語の締めくくりだなぁと素直にそう思えました。

Posted by ブクログ

2014/11/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

最初に言っときます。 ★5つの評価は、同時収録されている【ヒカル】に対してであり、 表題作への個人的評価は★1どころかゼロでも良いと思ってます。 実際とても評価の分かれる作品ではありますが【ヒカル】に登場する 光久が主役である【晴れの雨。】を読んでると、本当に 文句なしに光久と和隆が最終的に恋人同士になってよかったと 思いました。 あんなに綺麗で、切なくて、悲しい別れがあった光久が、 木生を心の中に大切に住まわせたまま幸せになる結末は、 これ以上ない素敵なハッピーエンドでした。 正直表題作の【カラスとの過ごし方】に出てくる幸一は 刺身のつまくらいでしかなく、読んでたらもう色々と胸糞悪いの なんの……彼女まで死ぬほど鬱陶しいタイプの女で、 こういう子、職場にもいるわぁ……みたいな本当に色々と 腹立たしい。 一番腹立たしいのは幸一のどっちつかずな態度なのですが、 光久と結ばれた後にも和隆が自分を卑下して幸一を庇うのには、 光久じゃなくてもイラつきます。 辟易しながらダラダラと続く男女の痴話喧嘩と三角関係を 読みながらふと思ったんですが、はっきり言って幸一の存在って 別になくっても良かったんじゃ……。 絶望してたときに拾って飼ってくれた存在がいた、くらいに 匂わせて、全編【ヒカル】で構成してくれた方が嬉しかったです。 そんなわけで、もっとじっくりと光久と和隆が惹かれあっていく 過程を読んでみたかったです。 「死んじゃいたい」が口癖のようになってた学生時代の光久が、 「死にたくない」と願っていた木生を亡くした後に、どういう 風に生きてきたのか、そっちが気になって気になって! もう一度【晴れと雨。】を読み返そうと思います。 新装版という形で出版されないかな、とちょっと期待しても いますが、中々難しいんでしょうね。 絶版で入手困難ですが、この作品と合わせてぜひぜひ読んで欲しいお話です。 この作品だけ読んでたとしたら、私も幸一が和隆と結ばれたら 良かったのに、と思っただろうな……。

Posted by ブクログ

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