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もんばんアリと、月

定価 ¥1,650
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 長崎出版 |
発売年月日 | 2012/12/17 |
JAN | 9784860955298 |
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もんばんアリと、月
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商品レビュー
4.3
4件のお客様レビュー
多くの子どもたちが、気の毒だとか、ありは我慢強いと言う。もんばんをするアリがいて、しかも頭で巣を塞ぐということに驚くのだ。わたしももんばんありがいることに驚いた。苦労人だと思う。
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ほとんど夜の情景の中で門番アリのおじさんが明日から交代する若い門番アリにかつていた仲間の話を聞かせるおはなし。 夜景がきれいなので手に取ったらアリの生態も少しだけ分かった。 女王アリと働きアリくらいかな、程度に思っていたら門番役のアリもいて、大きな頭で巣穴を塞いで敵の侵入を阻むの...
ほとんど夜の情景の中で門番アリのおじさんが明日から交代する若い門番アリにかつていた仲間の話を聞かせるおはなし。 夜景がきれいなので手に取ったらアリの生態も少しだけ分かった。 女王アリと働きアリくらいかな、程度に思っていたら門番役のアリもいて、大きな頭で巣穴を塞いで敵の侵入を阻むのだそう。 働きアリ達は外から戻っては忙しかったこと、外の情景などを話しながら外に出ることのない門番アリをばかにするんだけれど、門番は自分の役目を粛々とこなしている。 一度外に出たら頭が大きくなってもう巣に戻れないそうだ。 それでも外に憧れて一度だけ外に出た仲間がいて、外の素晴らしさを知り、夜空に浮かぶ月を穴と思って塞ぎに出かけた…(のだと思う。最終ページの絵が本当に美しい) 若い門番アリが翌日から役目についた時、おじさんがいなくなっていたのも穴を塞ぎに行ったのかなという余韻がある。 ちょっと寂しくて大人が読んでも心にずっしりくる絵本。 「青い鳥」のメーテルリンクがこうした自然科学についても本を書いてるなんて初めて知った。 今度はそちらも読んでみたい。
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働きアリたちが巣に帰って来たあと、巣穴に自分の頭でフタをするもんばんアリのおじさん。明日はいよいよ、若いもんばんアリとの交代の日だった。若いもんばんアリは、1年前巣からいなくなった先輩のもんばんアリのことがどうしても気になって、その先輩アリのことを聞いてみた。すると、おじさんはゆ...
働きアリたちが巣に帰って来たあと、巣穴に自分の頭でフタをするもんばんアリのおじさん。明日はいよいよ、若いもんばんアリとの交代の日だった。若いもんばんアリは、1年前巣からいなくなった先輩のもんばんアリのことがどうしても気になって、その先輩アリのことを聞いてみた。すると、おじさんはゆっくりと先輩アリの行く末を話しはじめた… モチーフも面白いし、そのモチーフを生かして哲学的な深みを出そうとしているのも伝わってくる。ただ、哲学的な方面への踏み込みが少し物足りないような…それでも、さっこんの面白いだけの絵本とは違い、子どもたちに考える機会を与えるという面で面白い絵本だと思います。
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