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アイスランドからの警鐘 国家破綻の現実
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新泉社 |
発売年月日 | 2012/12/14 |
JAN | 9784787712172 |
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アイスランドからの警鐘
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商品レビュー
2.7
4件のお客様レビュー
リーマンショックを頂点にアイスランドがいかにして破綻したのかを綴るドキュメント。約10世紀ころからの歴史をさっと概観し、産業に乏しいこの国がいかにして国際金融の舞台に躍り出たのか。そして破たんを巡りどのような政治的な駆け引きがあったのか。 アイスランドに言及される研究家も少ない中...
リーマンショックを頂点にアイスランドがいかにして破綻したのかを綴るドキュメント。約10世紀ころからの歴史をさっと概観し、産業に乏しいこの国がいかにして国際金融の舞台に躍り出たのか。そして破たんを巡りどのような政治的な駆け引きがあったのか。 アイスランドに言及される研究家も少ない中、本書の翻訳はありがたい限り。しかし残念ながら日本語訳については金融市場にはあまり精通されていない方のようで周囲のサポートが望まれる。
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アウスゲイル・ジョウンソン『アイスランドからの警鐘 国家破綻の現実』新泉社、読了。ヨーロッパの最貧国の一つと言われながらも金融立国へ変貌を遂げたアイスランド。しかしリーマンショックは瞬く間に破綻に追い込む。本書はその経緯を記したドキュメント。http://www.shinsensha.com/detail_html/04shakai/1217-2.html 著者は同地最大の銀行のエコノミスト。グローバル金融への参加と繁栄、そしてIMFの支援を求めるまでの経緯を生々しく描くが、単に経過を描くだけでない。同地の歴史と文化を踏まえたものになっているのが特徴(アルシング等々)。 金融「祭」の破綻は最富裕層の全てを奪ったが、対等かつ平等な相互尊敬への伝統に戻りつつあるという。食料・エネルギー自給と教育・医療は無料のまま。人々は新しい協同と連帯へ向かっている。 本書は金融事件の記録といってよいが、すぐれたアイスランド案内ともなっている。翻って持たざる国日本の経済政策は如何。名目数値に惑溺し、生活の底上げをスルーするのが現状。本書の記録は、返す刀でその虚実をも浮き彫りにする。
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冒頭の1章でアイスランドの歴史を概観 20世紀、漁業中心の経済からバンキング経済になる過程 21世紀初頭、バンキングシステムが太る様 を描いた後、最後にそれが崩壊する様を描く。 最も面白かったのは、冒頭のアイスランドの歴史だったりする。 金融に詳しくないので、次々に出てくるテク...
冒頭の1章でアイスランドの歴史を概観 20世紀、漁業中心の経済からバンキング経済になる過程 21世紀初頭、バンキングシステムが太る様 を描いた後、最後にそれが崩壊する様を描く。 最も面白かったのは、冒頭のアイスランドの歴史だったりする。 金融に詳しくないので、次々に出てくるテクニカルタームについていけない。訳注で簡単な説明はあるものの、原文が素人ほったらかしなので、ツライ。 リーマンショックコンフィデンシャルが映画を見ているような臨場感だったのと比べると、この本は金融データをひたすら追っかけるような気になって、耐えきれず途中飛ばし読み。 何が起こったかは書いてあるもののなぜ起こったかについて、どっかに書いてあったかなぁ?(もしかして読み飛ばした?) 興味深いテーマではあるのだけれど。
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