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秘蜜の匂い 廣済堂文庫
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秘蜜の匂い 廣済堂文庫

庵乃音人【著】

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秘蜜の匂い 廣済堂文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 廣済堂出版
発売年月日 2012/12/14
JAN 9784331615119

秘蜜の匂い

¥550

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2013/10/28

良く錬られたストーリーに塗し込まれた運命の愛と官能

作者と廣済堂文庫のタッグによる回春モノ第2弾。52歳の主人公(会社の部長)が若き日に恋した女性の娘という新入社員(22歳)をメインヒロインとしながら、今は人妻である元部下(34歳)に才色兼備で高嶺の花という社長秘書(三十路前)が脇をきっちり固め、今回も良く錬られたストーリー展開が...

作者と廣済堂文庫のタッグによる回春モノ第2弾。52歳の主人公(会社の部長)が若き日に恋した女性の娘という新入社員(22歳)をメインヒロインとしながら、今は人妻である元部下(34歳)に才色兼備で高嶺の花という社長秘書(三十路前)が脇をきっちり固め、今回も良く錬られたストーリー展開が一筋縄でいかない人間模様を紡ぎ出し、その人間模様が蠢くからこそ滲み出てくる淫靡な官能が興奮を誘う……そんな作品となっている。 今回は恋敵的な存在が登場するのだが、ギリギリのところで読み手に不快感を起こさせない匙加減で物語の重要な役割と爽快な読後感をもたらす(要するに咬ませ犬の)役目を担わせながら、それでいて単なる敗残者にも陥らせないところに落とし所の妙を見ることができた。本作に登場する男女は皆相応に落ち着く場所へ落ち着く、あるいは落ち着こうとするのである。この意味では誰もがハッピーエンドに向かう作品という言い方もできるであろう。また、その過程においては対抗心から結果的に同じ穴のムジナにも陥ってしまう主人公が、人格者として周りから慕われる表向きの顔とは異なるダメ男にも見えて滑稽でもありながら、同時に人間味を醸し出すことにも繋がっていたようである。 メインヒロインこそイメージ通りの初心で生真面目で真っ直ぐな性格として、主人公およびこれに同調するであろう読み手の天使のようなポジションに位置しているが、一見クールな秘書や奥ゆかしい人妻が昂ぶった時に見せるギャップは官能的に程良いスパイスとなっている。思いのほか紙面を覆っている人妻との秘密の情事では、さらに秘められた背景もあって積極的にぶつかっていく人妻の募る想いが健気にも思えて良かったし、いやらしさにも拍車をかけていた。秘書が見せる妖艶な瞬間もまた良し。ただし、うら若き乙女でもあるメインヒロインとの情交は基本的に羞恥を煽る方向に味付けがなされており、軽い主従関係のようにもなっているところは回春モノとしての真骨頂というか醍醐味といったところでもあろう。 ふとした「運命」で最終的にはココロもカラダも結ばれる2人ではあるが、ここには過去のほろ苦い思い出がタイムスリップして逆転成就したかのような達成感と、かといって代替でもない新たな恋の始まりを告げる新鮮味とが混ざり合った、何とも言えないイイ風が最後に吹いたように感じた。

DSK

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