ディミティおばさまと悲恋の修道院 優しい幽霊(8) RHブックス・プラス

ナンシーアサートン【著】, 朝月千晶【訳】

• 販売会社／発売会社: 武田ランダムハウスジャパン
• 発売年月日: 2012/12/12
• JAN: 9784270104378

商品レビュー

2017/04/16

瞬間湯沸かし＆猪突猛進＆見知らぬイケメンに対する評価が甘すぎは相変わらず…。
このシリーズの主人公じゃなかったら、何度死んでても死に足りないくらい死んでそうなロリなのでした。
ウェンディをやなヤツ！って思うロリだけど、客観的に見ればロリも十分やなヤツって思われるに値するからなー(苦笑。
絶対怪しげな視線で見てるの、相手にバレバレだし。
とはいえ、歯抜けで読んでない作品もあるけど今のところ一番ストーリー的には好きかも？
というかウェンディの冷静な切り返しが好き(笑。

2013/08/24

「一足飛びに結論に飛びつく」種目の第一人者ロリ、今回も素敵な男性と出会いよろめく姿にまたですかと突っ込みたくなる前半ですが、後半は修道院の元所有者の悲劇の真相解明でぐいぐい話に引き込まれました。邦訳はこれが最後になっちゃうのかなぁ。

2013/05/06

読んでてイラっとするんだよなぁ、と前にも思ったこのシリーズ。理由はロリの浮気っぽいところだと思ってました。
確かにコージーミステリにはロマンスは不可欠とはいわないまでも重要な要素だと思うけれど、決まった相手がいる主人公の浮気っぽい部分は見たくない。それが謎解きに絡んでくるのならともかく。むしろ決まった相手を大事にしている部分ならときおりは見たいと思うけど。
そして、このシリーズでイラっとする理由は、ロリの浮気っぽいところというのも理由のひとつだけれど、それより何より、先入観で動くシーンが多すぎることかと。それも論理的に考えたものでなくて好悪の情によるもの。しかもほぼ100%ハンサムな男性ならばいい人、素敵な人＝犯人ではありえない、ちょっと嫌な感じの女の人＝犯人かまたは何か裏がある人、という図式が嫌なんだと改めて認識しました。
シリーズの中であと一冊か二冊読んでないのがあるんだけど、同じようにイラっとしたら、と思ってしまうと、積読本の中にあるはずなのに手が出ない……。
しかしこのお話、しれっと表紙でネタバレしてるんじゃない？