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青森県謎解き散歩 新人物文庫
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青森県謎解き散歩 新人物文庫

盛田稔【編著】

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青森県謎解き散歩 新人物文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新人物往来社
発売年月日 2012/12/10
JAN 9784404042644

青森県謎解き散歩

¥220

商品レビュー

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2件のお客様レビュー

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2022/10/28

盛岡藩と弘前藩の2つの藩から出来上がった県であり、両者の違いや対立を軸に記述している印象。現代にどれほどの「遺恨」があるのかはわからないが、歴史ガイド曰く「年配者は両者の違いを意識している」とのこと。

Posted by ブクログ

2013/02/05

青森は謎に満ちている不思議な場所だとかねがね思っているため、タイトルに惹かれて読みました。 さまざまなトピックが紹介されていますが、どれも文庫本見開き2ページのみの掲載となっており、簡潔に事実しか紹介されていません。 「吉田松陰が津軽を視察した」などといった情報から、さらに踏み込...

青森は謎に満ちている不思議な場所だとかねがね思っているため、タイトルに惹かれて読みました。 さまざまなトピックが紹介されていますが、どれも文庫本見開き2ページのみの掲載となっており、簡潔に事実しか紹介されていません。 「吉田松陰が津軽を視察した」などといった情報から、さらに踏み込んだ考察がなされていないため、物足りない気持ちになります。 この「謎解き散歩シリーズ」は、各県ごとに出ているようですが、どれも短い文章なのでしょう。 イントロ段階で終わっているのが、残念に思いますが、とっかかりとしては入りやすい印象です。 とはいえ、歴史心をかき立てるような書かれ方をされているわけではないので、興味が膨らむこともなく(こういう歴史があったのね、はいはい)と淡々と読み進んでいくような感じ。 著者陣は学者や郷土史家といった人々なので、事実の記録を重視しているのかもしれません。 それでも、興味を引かれる史実がいくつも紹介されています。 たとえば南部小絵馬にエキゾチックな馬の絵が描かれているのは、伊達政宗がヨーロッパから馬を導入したのがきっかけだということ。 伊達藩が南部に入れたペルシア・アラブ馬の血統が、七戸や戸来地区に残っているのだそうです。 日本最小の屋外五重塔といえば、奈良の室生寺のものですが、それよりもさらに低い11.8mの塔が八戸階上町にあったそうです。 大正時代の暴風雨で倒壊したきりとのことで、復元されないのが残念。 八戸藩主が有していた、人魚と天狗のミイラのコレクションも紹介されていました。 どちらもとても気になる存在。2006年にX線撮影が行われたとのことで、その結果も記載されていました。 そして青森といえばリンゴですが、そうしたイメージを定着させるために、リンゴ農家だけでなく、行政も協力してきたということを知りました。 青森県庁内には「りんご課」があるのだそうです。今でも「リンゴ果樹課」として続いているそうで、県の力の入れ方がわかります。 全体的な青森の情報収集はできましたが、さらなる興味を得るためには、別の書籍を探すのが良いのでしょう。 トピック一つでも一冊の本になるほど膨らませられる内容が、端的にまとめされています。

Posted by ブクログ

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