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世界をダメにした経済学10の誤り 金融支配に立ち向かう22の処方箋
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 明石書店 |
発売年月日 | 2012/12/08 |
JAN | 9784750337326 |
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世界をダメにした経済学10の誤り
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商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
金融市場はモノの市場と根本的に異なる。モノは価格が上昇すると需要が減るが、金融商品は需要が増える。 構造調整で経済が復活するのは、孤立した小国で外部に市場がある国。内部を市場とする国では、構造調整のためにさらに需要が減る。 減税が経済成長を促し税収が増す、というのは神話。 財政赤字の増加は、金持ち層を支援する政策。納税者の税金は国債の利子に化けて、所得移転する。
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経済学をしっかり学んでないと内容理解にかなり苦労するけれども、書いてある内容は間違いなく現代世界で最重要項目の部類に入る。 新自由主義経済の弊害について理解してから本書を読むことで理解がしやすくなるので、まずはナオミ・クラインの『ショック・ドクトリン』を読んでからの一読をお勧めす...
経済学をしっかり学んでないと内容理解にかなり苦労するけれども、書いてある内容は間違いなく現代世界で最重要項目の部類に入る。 新自由主義経済の弊害について理解してから本書を読むことで理解がしやすくなるので、まずはナオミ・クラインの『ショック・ドクトリン』を読んでからの一読をお勧めする。 特に一般市民には見えにくい経済世界の提言がまとめてあり、現代経済圏に起こっている危機を俯瞰して「とにかくこのままでは資本主義国家は立ち行かなくなる。そうなる前にできることを考えるのが急務である」と警鐘を鳴らしている。 日本でもこうした中身のある図書を読む人が増えること、その内容について議論できる土壌を形成することを切に願う。
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フランスの経済学者たちによる「新自由主義」批判です。 いつも疑問なのですが、こういう本で批判されいる「新自由主義」経済学者・政治家というのは実際には見たことがありませんし、一部の強欲投資銀行家もほんの一握りです。 欧州中央銀行による国債直接引き受けや統一的財政政策、資本移動の制限...
フランスの経済学者たちによる「新自由主義」批判です。 いつも疑問なのですが、こういう本で批判されいる「新自由主義」経済学者・政治家というのは実際には見たことがありませんし、一部の強欲投資銀行家もほんの一握りです。 欧州中央銀行による国債直接引き受けや統一的財政政策、資本移動の制限など「ええええ?」と感じてしまうような政策提言もあります。 これに違和感を感じてしまうのは、やはり私も新自由主義というイデオロギーに洗脳されているということなのでしょうか。 所得税の累進課税強化や緊縮財政の中止、再分配の強化などには賛成できますが、全体的な租税政策は示されてはいませんでした。 ちらっとドイツの悪口が出てくるのはフランスの本だからでしょうか。
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