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亀倉雄策の直言飛行
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 六耀社 |
発売年月日 | 2012/12/07 |
JAN | 9784897377261 |
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亀倉雄策の直言飛行
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・田中一光さんの「デザインの周辺」のような日記の形式で日常の中で考えていることをまとめてある本でした。それに加え、デザイナーという職業のシュッとしたイメージを一蹴して、思ったことを赤裸々に書き示しているので、本でありながら亀倉さんの生々しい存在感じさせます。 ・表紙のポップな絵...
・田中一光さんの「デザインの周辺」のような日記の形式で日常の中で考えていることをまとめてある本でした。それに加え、デザイナーという職業のシュッとしたイメージを一蹴して、思ったことを赤裸々に書き示しているので、本でありながら亀倉さんの生々しい存在感じさせます。 ・表紙のポップな絵柄とは裏腹に、仕事に対する情熱や怒りを感じました。どことなく原弘さんの「デザイン世紀」の文体にも近いものを感じます。 現代で活躍しているトップランナーはそういう熱を表には見せませんが、そういった側面は現代でも残っていたりするのかなと思い浮かべたりしました。 ・亀倉さんと同時代に活躍されたデザイナー・建築家・作家のことも赤裸々に書いているので、現代からするとレジェンドのような方々も同じ人なんだと感じさせてくれるような一面もある。(許可をとっているのか心配・・) ・デザイナーいう職業が世の中で何をできるのかという問いに奮闘して答えようとしているのを終始窺えました。世間からのデザイナーの評価・地位向上に関してはどの時代でも通づる問いなんだなと感じた。 ・また、インターネットが一般的でない時代でありながら、同時代に活躍する海外のデザイナーとの交流もあり、幅広く関心を持たれているんだなぁと感心しました。 ・原弘さん、田中一光さんしかり、文才があり、デザイナーという職業は、スタイルを真似するだけでは成立しなく、思想家の側面を持っていることを感じさせる。 ・働き盛りに関して言及している面もあり、自分にもいつかくるのかと少し寂しさを感じた。
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昨年のオペラシティでの和田誠展で表紙を見てのジャケ買い本です。一冊前に和田誠「銀座界隈ドキドキの日々」を読んで図案とか意匠とかがデザインって言葉に塗り替えられていく時代の雰囲気に触れ、その潮流のど真ん中のキーマンの言葉が知りたくなって急遽、積読本を開きました。この本の帯に「日本の...
昨年のオペラシティでの和田誠展で表紙を見てのジャケ買い本です。一冊前に和田誠「銀座界隈ドキドキの日々」を読んで図案とか意匠とかがデザインって言葉に塗り替えられていく時代の雰囲気に触れ、その潮流のど真ん中のキーマンの言葉が知りたくなって急遽、積読本を開きました。この本の帯に「日本のデザイン界を創ったグラフィックデザイナー」と書かれていましたが、まさに亀倉以前、亀倉以後ということになるのでしょう。まさにダイナミック。1964年の東京オリンピックのポスターが代表作として知られていますが(本書の表紙も和田誠によるそのポスターのパロディ)、彼の仕事の一番大切な部分は、産業界にデザインの重要性を認識させたことだと思います。だから、この本は企業や行政の無理解についての怒りであり、他の芸術領域との格差についての怒りであり、海外のCI会社への怒りであり、実にパワフルなのです。なので、その風貌も相まって新庄監督以上にビッグボスな人でした。でも、プロデューサーというより作る人、デザイナーの部分が先行していて、それが賞やギャラに対する執着みたいな感じも出していていい味になってます。たぶん高度経済成長期とデザインの蜜月をデザインしたのが彼だとしたら、人口減少社会のデザインのあり方のデザインって、もう始まっているのかもしれないと、思いました。
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東京オリンピックのロゴで有名、というと ご本人は不本意のようだったけど、やはりそれが一番有名な、グラフィックデザイナーの巨匠の言葉。 結構ぶっちゃけた語り口でサクサク読めるけど、 知見の広さ深さには唸ってしまう。 作品も好きだけど、人柄もチャーミングな様子だ。
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