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夜の学校 文研じゅべにーる
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夜の学校 文研じゅべにーる

田村理江【作】, 佐竹美保【絵】

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夜の学校 文研じゅべにーる

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文研出版
発売年月日 2012/12/03
JAN 9784580821880

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商品レビュー

3.3

9件のお客様レビュー

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2020/03/16

[墨田区図書館] 新六年生の息子の課題図書にどうかと重松清さんあたりを探しに行ったが近隣図書館には一冊となく、背表紙から"それ系"と見込んで借りてきた数冊のうちの一冊。 この著者は意識したことがなく、名前もおそらく初めて見たが、背表紙で見つけて少し立ち読み...

[墨田区図書館] 新六年生の息子の課題図書にどうかと重松清さんあたりを探しに行ったが近隣図書館には一冊となく、背表紙から"それ系"と見込んで借りてきた数冊のうちの一冊。 この著者は意識したことがなく、名前もおそらく初めて見たが、背表紙で見つけて少し立ち読みしてみたらやはりそれ系。主人公が女の子だけれど、中学受験の大変さと親友による突然の受験宣言から生じた、疑問、葛藤、妬み、嫉み、、、自分を見つめ直す過程を、立場が逆となる異世界で描いている点はやや現実世界から離れるが、細かな出来事や設定から変化していく心情読み取りが生じる「完全現実モノ」よりも、主人公の心情は読みやすいかも。また、その後の「修復」については書かれず、異世界から現実に戻ったところで終わるので、そのくだりについての考察は要らない、もしくは勝手に「自分なら」を展開できる。恐らく高学年の読書感想文として扱いやすい物語。 この手の男児モノを探していたが、却って女子を主人公とした方が差異も出てネタとなり書きやすいかも、と一候補にしたが、結局この本は採用されず。でもいい意味で有名ではないはずなので、覚えておきたい素材かな。

Posted by ブクログ

2016/03/08

灯台の光による、自分の住んでいる世界と似ているようで似ていない世界に来てしまう蘭。その世界で蘭は、もう1人の自分に会います。そこの2人の蘭の会話がポイントです。

Posted by ブクログ

2015/07/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

あるはずのない灯台から、別の世界へ入ってしまった蘭。でも、そこは一見いつもの自分の世界と同じ。けれど、生活習慣もお父さんお母さんの様子も、そして教室の友達の様子も欄がいつもいる世界とは全く違うところだった。 そこで、蘭は自分が弱い立場になることで、今まで自分が友達にしてきたことを振り返る。 「友だちの気持ちになって考える」と先生にいわれても、実際は難しい。そこを感じるために作者はこの話を考えたのだという。 いじめや受験や離婚なんていう、現代の子どもたちが抱えているものを織り交ぜて、主人公の蘭がそれらに巻き込まれていくが、重い雰囲気にはならない。文字数もそんなに多くないので、さらりと読める感じです。 でも、一つ、パンチがなかったかなぁ。だから★は3つ。

Posted by ブクログ

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