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希望への扉 リロダ
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | アリス館 |
発売年月日 | 2012/11/21 |
JAN | 9784752005940 |
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希望への扉 リロダ
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希望への扉 リロダ
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商品レビュー
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リロダとは図書館という意味。タイにあるミャンマー難民キャンプの話。 書かれたのは2012年。2018年から約2年間、私は技能実習生、留学生、会社員などで日本で暮らすミャンマー人と多く接していた。 ミャンマーに日本語教師として行った知人もいて、これからどんどん発展するかと思ってい...
リロダとは図書館という意味。タイにあるミャンマー難民キャンプの話。 書かれたのは2012年。2018年から約2年間、私は技能実習生、留学生、会社員などで日本で暮らすミャンマー人と多く接していた。 ミャンマーに日本語教師として行った知人もいて、これからどんどん発展するかと思っていたところへクーデター。 この本を読んで、そういう世界の出来事に関心を持つきっかけにしてほしい。
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タイトルの「リロダ」とはミャンマー(ビルマ)のカレン族の言葉で「図書館」を意味する言葉主人公の少女マナポはミャンマーのカレン州の小さな村に家族とともにくらしていました。民族同士の内戦に巻き込まれ、命からがら村を離れたマナポの一家はタイの難民キャンプを目指します。たどりついた難民キ...
タイトルの「リロダ」とはミャンマー(ビルマ)のカレン族の言葉で「図書館」を意味する言葉主人公の少女マナポはミャンマーのカレン州の小さな村に家族とともにくらしていました。民族同士の内戦に巻き込まれ、命からがら村を離れたマナポの一家はタイの難民キャンプを目指します。たどりついた難民キャンプでは外国の支援団体による、食べものや学校があり不自由のない生活ができましたが、故郷や途中で別れてしまったおじいちゃん、おばあちゃんを思うマナポの心にはいつも満たされない思いがありました。 高校生活ものこりわずかになった頃、日本のNGOの支援でリロダ(カレン語で図書館)が建設されるという知らせが入ります。図書館員となったマナポは、カレン語の本を準備する作業、文字の読めない子どもたちに本を読んであげる仕事などを通じて、民族の誇りを取り戻していきます。 この物語は著者が実際にタイの難民キャンプで図書館建設の支援をした経験をもとに書かれています。「学ぶこと」「身近に本があること」で、いかに未来が広がるかということを伝えてくれる一冊です。
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タイの難民キャンプに一家で逃れてきたマナポ。食べ物も住むところも学校で学ぶこともできるようになった。 マナポが高校を卒業し、仕事の事をかんがえた時、日本のNGOの働きで難民キャンプにリロダが作られ、リロダサラムー(司書)を募集した。図書館というものを全く知らなかったマナポだが、本...
タイの難民キャンプに一家で逃れてきたマナポ。食べ物も住むところも学校で学ぶこともできるようになった。 マナポが高校を卒業し、仕事の事をかんがえた時、日本のNGOの働きで難民キャンプにリロダが作られ、リロダサラムー(司書)を募集した。図書館というものを全く知らなかったマナポだが、本が大好きなマナポは日本から来た司書に読み聞かせや、いろんな技術を学び、中央リロダで働くことになった。 はじめはリロダがどんなものか知らなかった人々もリロダで本を読む楽しみを知ってゆく。 字を読めなかった子供もいたが、学校で学ぶことが必要ないとおもっている大人の心を動かすことになった。 故郷を追われがために、自分たちが語り継いできた文化が消えてしまう悲しみを感じていた人も、図書館で残せるという希望をみることもできた。 台風で図書館の建物が押し流されてしまったが、人々の暮らしの中で図書館の存在は欠かせないものとなったいま、図書館再建のためにみんなが力を貸してくれるまでになった。 日本のNGOの活動が実を結んで、本を読む楽しさ、学びのすばらしさを知る人が増えていることを知り、嬉しい。 こんな活動がもっとひろがってゆくといい。
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