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フィールドワークの戦後史 宮本常一と九学会連合
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フィールドワークの戦後史 宮本常一と九学会連合

坂野徹【著】

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フィールドワークの戦後史 宮本常一と九学会連合

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 吉川弘文館
発売年月日 2012/11/26
JAN 9784642080828

フィールドワークの戦後史

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2013/06/27

「先に述べたように、日本の際独立が実現した1952年(昭和27)年以降、徐々に海外調査も再開されるが、いっぽう、疲弊した経済状況下、50年代は、たとえ日本国内で遭っても研究者が大規模なフィールドワークを行うことは困難な時代だったのである」 ー 5ページ 戦後の学際/共同研究...

「先に述べたように、日本の際独立が実現した1952年(昭和27)年以降、徐々に海外調査も再開されるが、いっぽう、疲弊した経済状況下、50年代は、たとえ日本国内で遭っても研究者が大規模なフィールドワークを行うことは困難な時代だったのである」 ー 5ページ 戦後の学際/共同研究としてのフィールドワーク状況について。学際性というキーワードは最近もよく踊っているけれども、実際のところの共同研究というのはこんな障害が考えられるのか……ということが割とリアルに感じられる。 また、おそらくまだまだフィールドワークの方法論が蓄積していないが故に見られる稚拙なミスなどは、むしろ初心者フィールドワーカーである僕のような人間にとってみれば逆に参考になる。 それから感慨深いのは、当時の学者/学術会がもっている社会的プレゼンスが現在と圧倒的に違うところ。今こういう調査やっても新聞で騒がれたり村人に歓迎されたりしなさそうだもんな……

Posted by ブクログ

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