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きまぐれ星のメモ 新装版 角川文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 角川書店/角川グループパブリッシング |
発売年月日 | 2012/11/22 |
JAN | 9784041006023 |
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きまぐれ星のメモ 新装版
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商品レビュー
4.4
5件のお客様レビュー
ショートショートの神様は、優れたエッセイストでもあった。 テディベアへの並々ならぬ愛と考察を書き綴った「クマのオモチャ」、そして自身のミステリー短編の着想元にもなった奇妙な出来事を語る「夏の日の事件」から、エッセイ集は幕を開ける。もうこの二編の時点で尋常じゃないくらい面白い。 ...
ショートショートの神様は、優れたエッセイストでもあった。 テディベアへの並々ならぬ愛と考察を書き綴った「クマのオモチャ」、そして自身のミステリー短編の着想元にもなった奇妙な出来事を語る「夏の日の事件」から、エッセイ集は幕を開ける。もうこの二編の時点で尋常じゃないくらい面白い。 中でも極めつけに好きなのが、「野球について」だ。ここで星氏は、所構わずバットを振り球を投げる人々に対し、"スポーツはすべてに優先するとでも思っているのだろうか。そんな説が通用するのなら、やつらを銃で射撃してみたらどうだろう。射撃だってりっぱなスポーツだ。"とまで言い放っている。 エッセイを読む限り、彼はこのような、どうでもいいとも切り捨てられるようなことを、日夜ぐるぐるぐるぐると考え続けていたのだろう。ショートショート作品にも垣間見える、独特の着眼点にも納得がいった。俗に言う、"解釈一致"というやつだ。もし、彼の生まれたのがもう80年ほど後だったとしたら、さぞや愉快なαツイッタラーにでもなっていたのではないかと、個人的には考えている。
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随分昔に読んで楽しかったが、内容をほぼ忘れた頃を見計らって再読。数えてみたらなんと50年ぶり。 やはり楽しいし、新たな気付きもあった。 星新一、筒井康隆、小松左京などを手当り次第に読んでいた中高生時代を想い出す。 この人のショートショートはもちろんだが、エッセイもなかなかの腕前だ...
随分昔に読んで楽しかったが、内容をほぼ忘れた頃を見計らって再読。数えてみたらなんと50年ぶり。 やはり楽しいし、新たな気付きもあった。 星新一、筒井康隆、小松左京などを手当り次第に読んでいた中高生時代を想い出す。 この人のショートショートはもちろんだが、エッセイもなかなかの腕前だと思う。
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100以上のエッセイが収録されていて、読み応えがある。上品さ・ユーモラス・機智に溢れていて、読んだ後は、少し自分が賢くなったような錯覚に陥る。癖になる言葉が多く、日常会話でこの単語を使って人を笑わせてみようか、と妄想するのも楽しい。自分のユーモアを高めるべく、星新一の作品を読み続...
100以上のエッセイが収録されていて、読み応えがある。上品さ・ユーモラス・機智に溢れていて、読んだ後は、少し自分が賢くなったような錯覚に陥る。癖になる言葉が多く、日常会話でこの単語を使って人を笑わせてみようか、と妄想するのも楽しい。自分のユーモアを高めるべく、星新一の作品を読み続けたい。
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