アホウドリと「帝国」日本の拡大 南洋の島々への進出から侵略へ

平岡昭利【著】

• 販売会社／発売会社: 明石書店
• 発売年月日: 2012/11/16
• JAN: 9784750337005

商品レビュー

2018/11/13

尖閣列島にしても、ほとんど台湾にもかかわらず、なぜ日本の領土なのか？沖ノ鳥島もしかり。
その答えがここにある。
明治初期、アホウドリの羽毛を輸出しており、そのため、南洋の島々へ進出した。アホウドリが絶滅してからは、グアノ・リン鉱を求めた。だんだんと東方へ進出し、アメリカと衝突したのである。

2013/05/15

我が国は、鯨の油を追って太平洋を渡ってきたアメリカ捕鯨船団の補給基地、避難場所として開国させられたが、日本はアホウドリの羽、そして鳥の糞を求めて、大海原を渡っていった。アホウドリの羽は、容易に手に入り、しかも高値で売れたため、一気に乱獲されその数を著しく減らす。すると、開拓者たちは、新たな島、新たな犠牲を求めてさらに探索の手を拡げた。アホウドリの後は、鳥の糞そしてサトウキビ、鰹節など日本の開拓者たちは、力強く南洋の無人島を開拓していった。尖閣諸島、南鳥島等南洋の日本領土は、それらの力強いわれわれの祖先が、時には命と引き換えにまでして正当に勝ちとってきた大切な祖国の一部だ。内部の争いばかりしてきた、近隣の野蛮人にどうこう言われる筋合いのものでは無い。という気持ちを新たにしてくれた。 なんていう感想は、ピントがずれてるかしら?
ww