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墜落の村 御巣鷹山日航機墜落事故をめぐる人びと
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墜落の村 御巣鷹山日航機墜落事故をめぐる人びと

飯塚訓【著】

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墜落の村 御巣鷹山日航機墜落事故をめぐる人びと

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河出書房新社
発売年月日 2012/11/12
JAN 9784309021454

墜落の村

¥825

商品レビュー

3.8

5件のお客様レビュー

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2021/09/04

同じ作者なら「墜落遺体」を読んだ方がいいと思います。 仲沢勝美さんの事故前の話で半分ぐらいを占めてます。あんまり墜落後にフォーカスされてないと思う。

Posted by ブクログ

2019/01/21

1985年夏の日航機123便墜落事故に関する本は沢山読んできた。 この作品は、墜落現場となった御巣鷹山の尾根をかかえる上野村の住民からの視点で描かれている。 暴力ばかりふるって村の鼻つまみ者だった、ナラカツこと仲沢勝美。 駐在所の警察官、里見雄大。 当時の村長、黒沢丈夫。 前...

1985年夏の日航機123便墜落事故に関する本は沢山読んできた。 この作品は、墜落現場となった御巣鷹山の尾根をかかえる上野村の住民からの視点で描かれている。 暴力ばかりふるって村の鼻つまみ者だった、ナラカツこと仲沢勝美。 駐在所の警察官、里見雄大。 当時の村長、黒沢丈夫。 前半は彼らの人となりを詳しく描き、後半は彼らがどのように事故と関わり、事故後も遺族と深く接してきた様子を描いている。 心のに残ったのは、遺族の言葉。 「飛行機事故のことより、息子たちがこの世に存在していたということさえ忘れ去られていくのが、何よりも淋しいんやわ。怖いんよ。だから上野村に来るんよ。ここへ来たら息子たちに会えるし、話もできる。この村の人たちは、誰も、事故のことを忘れたりしないもんなあ、癒されるんやわ。」 あれから30年近く。事故のあった夏になるとTVなどで報道されるけれど、だんだんと私たちの記憶は小さくなっていく。 遺族は決して忘れないけれど、この村の人々は、そんな遺族にいつまでも寄り添っているのだな。

Posted by ブクログ

2013/11/05

1985年8月12日に起きた日航機墜落事故、本書はその墜落現場となった群馬県上野村の人々を描いたノンフィクション小説である。話は元特攻隊員だった当時の上野村村長、上野村と縁の深い警察官、過去に犯罪歴のある村会議員を中心に描かれている。 特に村の厄介者だった男が村会議員となり、険...

1985年8月12日に起きた日航機墜落事故、本書はその墜落現場となった群馬県上野村の人々を描いたノンフィクション小説である。話は元特攻隊員だった当時の上野村村長、上野村と縁の深い警察官、過去に犯罪歴のある村会議員を中心に描かれている。 特に村の厄介者だった男が村会議員となり、険しい山中にある事故現場で黙々と墓標を修繕したり、不器用ながらも遺族の方々に寄り添う姿には非常に感銘を受けた。 犠牲者や遺族の心情を考えると、絶対に不幸中の幸いなどと軽々しく言えないが、上野村の人々が起した行動により、悲しみが癒された遺族も多かった事を知り、少しだけ救われた気がした。 事故から25年以上が経過し、高齢化によって現地に行く事ができなくなった遺族も増えているらしい。村長として陣頭指揮を執った黒沢丈夫氏も2011年にお亡くなりになってしまったが、上野村の人々には、いつまでも犠牲者や遺族のみなさんに寄り添う存在であってほしいと思う。

Posted by ブクログ

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