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デフレの真犯人 脱ROE「株主資本利益率」革命で甦る日本
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デフレの真犯人 脱ROE「株主資本利益率」革命で甦る日本

北野一【著】

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デフレの真犯人 脱ROE「株主資本利益率」革命で甦る日本

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2012/11/08
JAN 9784062180726

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商品レビュー

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2021/12/20

2021/12/22読了Excellent!10年前に資本主義の末路を予言 株主資本の自己増殖が経済を食い尽くそうとしている 「ROE経営」+「株式時価総額至上主義」 時価総額が世界GDPを超えて、世界の富を収奪し格差を拡大する それは株式価値という抽象的な価値なので リアルな実...

2021/12/22読了Excellent!10年前に資本主義の末路を予言 株主資本の自己増殖が経済を食い尽くそうとしている 「ROE経営」+「株式時価総額至上主義」 時価総額が世界GDPを超えて、世界の富を収奪し格差を拡大する それは株式価値という抽象的な価値なので リアルな実物請求権になっていないところがインフレを抑えている しかしコロナ禍の株式価値は現金化され、換物されている 結果、米国では近年例のないインフレが爆発しようとしている 日本のようにデフレで死を待つか 米国間のようにインフレで全てを決着させるか この五年で決着を見る 2021/12/20「資本による収奪」→資本デフレ☆至言! まさに資本主義経済の最終局面の本質 日本の長期デフレの原因は「資本デフレ」 バブルの後始末、ROE経営革命によりバランスシートは引締め政策へ 一段落したところで、効率から成長への転換が必要 でなければ行き過ぎた効率化が合成の誤謬によりデフレ経済をもたらしてしまう 大変面白い観点でした 政策道具はアクセルにしろ、ブレーキにしろ、一度確立すると自律的に一人歩きする アべノミクス・黒田金融政策は価値転換を図ろうとするもの 「デフレは絶対悪」という確信があると思う まさにレジーム・チェンジ 部分最適より全体最適を優先 cf小室直樹「危機の構造」 官僚は最高の部品(パーツ)だが、リーダとしては「最悪」視野狭窄144p しかし今の日銀は太平洋戦争の海軍のようでもある 戦争に勝つことは無理だと分かりながら、 「できない」と言えない宿命が、結局日本を滅ぼしてしまった 部分最適と全体最適、どちらがどちらなのか、 その時代の当事者は判断できないものだ 小生はデフレがだらだら続く緩慢な死より、「打って出るべし」の論 ハイパーインフレで収拾がつかない混乱を迎えても仕方がない、の覚悟 アメリカのインフレ率ー日本のインフレ率=2% しかし期待ROEはどちらも8% 資本の論理? インフレ率を控除する必要はないのか ROEは売上増加とコスト削減 確実な後者が選択されがち 前者に行くのはオーナー経営者 ニトリ ヤマダ電機 日本電産 最後にものをいうのは「理念」J.M.Keynes 経済学者や政治哲学者の思想は、それらが正しい場合も誤っている場合も、通常考えられている以上に強力である。実際、世界を支配しているのはまずこれ以外のものではない。 誰の知的影響も受けていないと信じている実務家さえ、誰かしら過去の経済学者の奴隷であるのが通例である。虚空の声を聞く権力の座の狂人も、数年前のある学者先生から(自分に見合った)狂気をひきだしている。既得権益の力は思想の持つじわじわとした浸透力に比べたらとてつもなく誇張されている、と私は思う。思想というものは、実際には、直ちに人を虜にするものではない、ある期間を経てはじめて人に浸透していくものである。 早晩、良くも悪くも危険になるのは、既得権益ではなく、思想である。 「雇用、利子および貨幣の一般理論」

Posted by ブクログ

2014/12/17

経済や経営を取り巻く「空気」に対して論理を積み上げて反論していく良書。 その「空気」とは、近年の株主の意向に従う風潮とそれに応じたROE重視の経営のことだ。 この本が出版されたのは2012年12月でまだ日銀の金融緩和政策が発表される前だった。 現在はデフレ脱却に向けて日銀による...

経済や経営を取り巻く「空気」に対して論理を積み上げて反論していく良書。 その「空気」とは、近年の株主の意向に従う風潮とそれに応じたROE重視の経営のことだ。 この本が出版されたのは2012年12月でまだ日銀の金融緩和政策が発表される前だった。 現在はデフレ脱却に向けて日銀による異次元の緩和が行われているわけだが、そんな中で「デフレの真犯人」と銘打った本書を読む意義はあるのだろうか。 十分にあると思う。 本書は企業の行動にデフレの原因と脱却法を見出しており、その点で金融緩和策とは違う論点が提示されているからだ。 筆者は本書の結びで、デフレの真犯人を思考停止した「私たち自身」だと読者に発破をかけるが、 デフレの一因として身の丈に合わないROEを数値目標に掲げ、実行しようとする日本企業だと主張している。(というのが私の理解) 近年ではステークホルダーを重視した経営というのも広がりつつあり、株主主権偏重の空気は一時に比べれば少し弱回っているように思える。(もっともスチュワードシップコードなどもあり、株主側の意向が強まっている傾向もあるが、経営者はバランス感覚を持ち始めたように思う) ROE至上主義をやめ、ステークホルダー経営を意識することが、デフレ脱却の糸口だと主張し、そのことが「脱ROE革命で甦る日本」というサブタイトルにも現れている。

Posted by ブクログ

2014/03/06

ROE重視の経営によって、バランスシート縮小と投資の減少をまねき、デフレが止まらない、という趣旨。 予測インフレ率は、国債の利回りと、物価連動債の利回りの差。 アメリカとは、インフレ率で2%の差がある。 アメリカは、相互不信のため、ハブ・アンド・スポーク型にするためにFRBの...

ROE重視の経営によって、バランスシート縮小と投資の減少をまねき、デフレが止まらない、という趣旨。 予測インフレ率は、国債の利回りと、物価連動債の利回りの差。 アメリカとは、インフレ率で2%の差がある。 アメリカは、相互不信のため、ハブ・アンド・スポーク型にするためにFRBのバランスシート拡大が必要だった。 19世紀末の世界的デフレが終わったのは、南アフリカの金が発見されたから=貨幣量が増えた。 PER=時価総額/当期純利益 PBR=時価総額/株主資本 ROE=当期純利益/株主資本 PER=PBR/ROE PBRが1なら、 PERとROEは、逆数。 フリードマンとモジリアニ 高く売る、ことは頭を使うという苦痛を伴う。 リフレ派と構造改革派。 外国人投資家の行動様式は、ライバルに負けないこと。 ライバルとは、市場のこと。 負けないためには、ライバルと同じことをすれば良い。 上がれば買う、下がれば売る。 バブルは循環論法に陥った時。 イタリアの金利。 Qレシオという循環論法=1980年代の日本のバブル メットワーク外部性=2000年のITバブル 円キャリートレード=2007年円安バブル 原油枯渇説=2008年の原油バブル 現象の説明が、循環論法?循環している時は、既にバブルになっている。

Posted by ブクログ

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