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竹取物語 現代語訳対照・索引付
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 笠間書院 |
発売年月日 | 2012/11/09 |
JAN | 9784305706812 |
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商品レビュー
5
1件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
チェック項目9箇所。夜は安眠もできず、月のない闇夜に出てもあちらこちらから覗いては、、垣間見て心を惑わせている、その時から、求婚することを、「よばひ」と言うようになったのである。この翁は、かぐや姫が独身でいるのを嘆かわしく思っているので、高貴な人と結婚させようと思いめぐらすが、しきりに「いやです」と言うことなので、無理強いできないのも、道理である。「お前ら、よおくぞ持って来なかった。龍は雷神の類のものであった。その玉を取ろうとして、多くの人々が殺されかけたのだ。ましてや、龍を捕らえでもしたら、また、あっけなくわしは殺害されていたであろう。よくぞ捕らえずにいてくれた。かぐや姫という大悪党の奴めが人を殺そうとして仕組んだことなのだ。家の近くでさえも、これからは通るまい。お前らも、決して近寄ってはならぬぞ」。「まずは紙燭をつけて来い。この貝を見よう」とお頭を持ち上げて、御手を広げなさると、燕がたらしておいた古糞を握っていらっしゃるのだった、それをご覧になって、「ああ、貝のないことだ」とおっしゃったことから、期待に違うことを「かひなし」と言うようになったのである。「月を見ると、世の中が心細くしいみじみと感じられるのです。どうして物を嘆いてなどおりましょうか」と言う。あの月の都の人は、たいそう美しくて、老いるということもなく、物思いもしないのです、そんな所へ去って行きますのも、嬉しくはありません。「私の身は、この国の人ではありません、月の都の人なのです。それなのに昔からの契りがあったために、この世界にさんじょうしたのです」。「長い年月の間に、多くの黄金を賜って、身を変えたように裕福になったのだ。かぐや姫は罪をお作りになったので、このように卑しいお前のもとで、しばらくの間お過ごしになったのだ。その罪業も消え果てたので、こうして迎えに来たのだ」。お手紙と、不死の薬の壺を、並べて火をつけて燃やすべき旨をお命じになる、その旨を承って、兵士どもを大勢引き連れて山に登ったことにちなんで、その山を「富士の山」とは名付けたのである。
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