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夏目漱石をまねる美しい日本語書き写し文章術 1日10分続けるだけ
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夏目漱石をまねる美しい日本語書き写し文章術 1日10分続けるだけ

高橋フミアキ【著】

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夏目漱石をまねる美しい日本語書き写し文章術 1日10分続けるだけ

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 コスモ21
発売年月日 2012/11/08
JAN 9784877952457

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2015/01/16

漱石といえば、国語の時間に誰もがその文章を読むことになる、日本文学の重鎮。 国語の授業の時には特に意識していませんでしたが、漱石の使った日本語がその後の作家たちに影響を与え、その後の文学の潮流を作ったといえるそうです。 なんと、「新陳代謝」「反射」「無意識」「価値」「電力」「肩...

漱石といえば、国語の時間に誰もがその文章を読むことになる、日本文学の重鎮。 国語の授業の時には特に意識していませんでしたが、漱石の使った日本語がその後の作家たちに影響を与え、その後の文学の潮流を作ったといえるそうです。 なんと、「新陳代謝」「反射」「無意識」「価値」「電力」「肩が凝る」は漱石の造語だとか。 知りませんでした。日本語の父でもあるんですね。 そんな漱石の美しい文章を書き写そう、というのがこの本の主旨。 最近はすっかりコンピュータ社会になって、文章どころか、自分でも字を書くこともずいぶん少なくなってしまっています。 加えて、この情報社会の中、本を読む機会も減りつつあるため、「読書」と「書き写し」という、二つの慣れないことを行うのには、ちょっとした心の準備が必要です。 どちらも、言ってしまえば時間を使う、無駄にも思える作業。 ただ、それによって培われるものは大きいのです。 今では書く体力を失った人が増えているという著者。すべてに簡便性を求めた結果として、以前よりも、人の忍耐力・集中力が欠けてきているそうです。 書き写しにしろ、自分で書くという行為には時間がかかるため、瞬時にキーボードを打つ時よりも深く考える気がします。 さらに、普段は使わない人の、とりわけ漱石のような美しい日本語を書いてみることで、いろいろな文章パターンや思考パターン、表現法が自分の中に染みこんでいくのだそうです。 時間と手間をかけただけのことはあるということでしょう。 とかく時間短縮をよしとする現代の風潮。 王貞治選手は毎晩500回バットの素振りをし、北島康介は毎日100m水泳を100回こなし、エリック・クラプトンは一日9-10時間くらいギターを弾いたとのこと。 何もせずにその道で有名になった人はおらず、名手はとにかく練習量をこなしているのだそうです。 まさに「練習は嘘をつかない」ということでしょう。 最近では朝日新聞の「天声人語」を書き写すノートが人気だと聞きます。 やはり、字を書きたいという気持ちを、人は持っているもの。 そこから一歩進んで、日常会話や仕事のメールで使われるのとは違う、美しい日本語文章を書いてみるのは、脳にとっても新鮮な体験になりそうです。 やってみようかなあ、と思いますが、思い起こせば漱石の文章は、結構難しい感じがたくさん出てきて、テストの時に大変でした。 まずは、太宰の『走れメロス』あたりからがいいかなと思います。 漱石ではないので、この本の狙いとはずれてしまいますが!とっかかりが大事ですからね。 小話として、明治44年に文部省の博士学位授与を漱石は辞退し、野口英世は受けたこと、そして2004年に二人の千円札の図柄が入れ替わったことが紹介されており、不思議な繋がりがあるんだなと思いました。

Posted by ブクログ

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